吉田類が贈る魅力あふれる低山の世界、待望の新刊発売

酒場詩人・吉田類が描く低山の魅力

全国の低山を巡る人気番組「にっぽん百低山」から生まれた新刊『NHK にっぽん百低山吉田類の愛する低山40 三合目』が、10月24日にNHK出版よりリリースされます。この書籍は、吉田類が愛した40の低山を詳細に紹介し、まさに登山ファン必見の一冊です。特に注目すべきは、累計で100座を達成したこのシリーズの第3弾という点。持ち運びやすいサイズ感のA5判で、208ページにわたって低山の魅力を詰め込んでいます。

誌上登山の楽しみ

本書では、各山の美しい風景やそこに生息する植物、そして登山中のびっくりエピソードなど、豊富なビジュアルで描かれています。山の魅力を存分に感じられる、まさに「誌上登山」の決定版です。また、各地の名店など「下山後のお楽しみ」も詳しく紹介されているため、登山だけでなくその後の楽しみも見逃せません。

文化勲章受賞者との特別対談

さらに、吉田類さんと文化勲章の受賞が決まった民俗学者・小松和彦氏との特別対談も収められています。低山の魅力はもちろん、山と「もののけ」についての興味深い見解が交わされています。この対談部分は、実際にロケが行われた鎌田鳥山での様子も含まれており、リアルな山の環境が感じられる内容に仕上がっています。

山岳俳句の世界

また、本書では吉田類がこれまでに番組内で詠んできた山岳俳句も収録されています。約130句の俳句が並ぶこのコーナーでは、山の風情や登山の醍醐味を詩的に楽しむことができます。俳句を通じて、山をより深く感じ、表現することに挑戦できるのも本書の魅力です。

付録も充実

さらに、付録としてこれまでの全100座を網羅したマップも収載されており、登山の計画を立てる際に役立つ情報が満載です。

まとめ

酒場詩人としての活動の一環として、吉田類の独自の視点から描かれた低山の魅力。この書籍は、登山愛好者だけでなく、自然に興味がある方にも楽しんでいただける内容となっています。書店での発売を楽しみにしている方々はぜひ手に取って、山の美しさを感じてみてはいかがでしょうか。特別な対談や山岳俳句を通じて、低山の新しい魅力が発見できる一冊です。