フォートナイト、2025年12月からクリエイターがアイテムを直接販売可能に！

フォートナイト、新たなアイテム販売機能を導入

Epic Gamesは、人気バトルロイヤルゲーム『フォートナイト』に関して、2025年12月より、デベロッパーが自身のアイルからゲーム内アイテムを直接販売できる新しい機能を開始することを発表しました。この機能により、クリエイターはフォートナイトアイテムショップでの販売に加え、自らの島で個別にアイテムを売ることができるようになります。

この新機能は、クリエイターに新たな収益機会をもたらし、ゲームのエンゲージメントをさらに向上させることを目的としています。デベロッパーは、島内でのアイテム販売からV-Bucksの価値の50%を得られますが、2025年12月から2026年末まではこの配分率が100%になります。このことは、デベロッパーにとって大きな利益をもたらし、最大で74%の小売支出が売上に変換されることになります。

収益化の新しい枠組み

また、現在の『フォートナイト』では、プラットフォームやストアにかかる手数料は平均26%であり、たとえば、Epic Games Storeでは12%の手数料が課せられ、各コンソールプラットフォームでは30%の手数料が必要です。このように、新しいアイテム販売機能の導入は、クリエイターにとってより利益を得やすい状況を作り出します。

さらに、ゲーム内での購入を促進するために、デベロッパーはVerseベースのAPIや新しいUEFNツールを利用して、耐久アイテムや消耗品アイテムの作成・提供を行えるようになります。これによって、クリエイティブな表現が一層広がることが期待されています。

エンゲージメント配当のアップデート

加えて、2025年11月1日からエンゲージメント配当が更新され、フォートナイトに新たなプレイヤーを呼び込むまたは復帰させるクリエイターに対して、貢献に応じた報酬が配分されます。具体的には、対象のプレイヤーがエンゲージメント配当の収入に貢献した場合、その75%が最初の6ヶ月間、クリエイターに支払われることになります。これにより、クリエイターはプレイヤーの動きを追い、エンゲージメントを高めることが可能となります。

コミュニティの形成とスポンサーシップ

クリエイターとプレイヤーのつながりを強化するために、フォートナイト内でクリエイターコミュニティが立ち上げられ、各クリエイターがプレイヤーと直接コミュニケーションを取れるようになります。これにより、島の更新情報やイベント情報を共有しやすくなり、コミュニティの持続的な構築が目指されます。

スポンサー列と呼ばれる新しいセクションも導入され、2025年11月24日からディスカバリー内で公開される予定です。スポンサーによって生まれた収益の50%はエンゲージメント配当の収入に組み込まれ、これによりすべてのクリエイターにとって収益の機会が拡大することが見込まれています。

まとめ

Epic Gamesは、2025年12月からの新機能導入を通じて、『フォートナイト』のクリエイターにとって、多くの新たなチャンスと可能性を提供することが期待されています。これにより、クリエイターたちは活動の幅を広げつつ、プレイヤーとのエンゲージメントを深めていくことで、より活気あふれるコミュニティを形成していくことでしょう。