2024年10月10日から10月16日まで、アイデムフォトギャラリー[シリウス]にて、慶應義塾大学カメラクラブと早稲田大学写真部のOB・OGによる写真展「第16回 写真の早慶戦」が行われます。この展示は、1982年に西麻布のペンタックスギャラリーで始まった「古きなかま展」から数え、42年の歴史を誇るものです。今回は、出展者全体で120点の作品が展示され、来場者による投票によって勝敗が決まる、いわば早慶戦の様相を呈します。
出展作品は、慶應の三田写真会と早稲田の稲門写真クラブがそれぞれのテーマに基づいて構成されており、三田写真会は「モノクロの世界」をテーマに選びました。モノクロ写真は、その独特な美しさから被写体表現に大きな影響を与え、視覚的に強い印象を残します。
一方、稲門写真クラブは「生きる」〜にんげんもよう〜というテーマを掲げ、人間同士の関係や模様を描いた作品を中心に展示しています。人物写真を通じて、人と人との間にある様々な感情やストーリーを表現することは、写真の深い味わいを引き出します。
また、自由部門では両校からのOB・OGや現役学生がそれぞれの視点から選び抜いた作品を披露。参加者は90歳を超えるベテランから現役の学生までと、幅広い年齢層の出展者がいることが特長です。いろいろな世代の視点から生まれた作品を見比べることができるのも、この展示会の魅力です。
展示の目的は親睦を深めることですが、来場者は投票を通じて、どちらの学校の作品がより素晴らしいかを決める「早慶戦」に参加することができます。多様な視点からの作品を鑑賞して、それぞれの魅力に触れながら、ぜひ自分の「一票」を投じていただきたいと思います。作品に対する感想も、ぜひお聞かせください。
この歴史ある展示会は、シリウスの公式サイトやブログ、Facebookでも随時情報を発信予定です。
参加方法
各日ともに入場無料です。お気軽にお越しください。作品に込められた想いを感じ取り、刺激を受ける時間をお楽しみいただければ幸いです!
お問い合わせ
アイデムフォトギャラリーシリウス事務局
Tel: 03‐3350‐1211
公式サイト:
シリウス
皆様のご来場を心よりお待ちしております。