服の日を祝う「服の日記念行事」とTSIホールディングスの展望
2月9日、ファッション教育振興協会が主催する「服の日記念行事」がアルカディア市ヶ谷で行われ、株式会社TSIホールディングスの代表取締役社長 CEOである下地毅氏が出席しました。この記念行事は、ファッション業界の未来を照らし出す重要な機会であり、下地氏はそこで自身のビジョンを力強く語りました。
「世界で最も幸せなファッションカンパニー」をスローガンとして掲げるTSIホールディングスは、ファッション業界の新たな可能性を探る姿勢を示しています。下地氏は、特に若手クリエーターの支援の重要性を強調し、2026年5月に東京・原宿にて開催予定の「FORTY DEGREES JAPAN」についても言及しました。これは、若手クリエーターたちの活動を支えるためのイベントであり、下地氏自身が30年前にロンドンで体験したことを踏まえた取り組みとなっています。
若手クリエーターへのメッセージ
下地氏は、少子化や大学全入時代の影響がファッション関連専門学校への入学者減少を招いている現状を踏まえ、未来を切り開く若手に対する理解と支援が必要だと述べました。専門学校の教育内容の質を高め、海外の服飾専門学校との連携を強化することが企業にとっても有益であり、次世代を担う才能を育てる環境を整えることが求められています。「学生の皆さんには自身の作品を発表できる場として、企業側には次世代の才能を発見する場として「FORTY DEGREES JAPAN」に積極的に参加してもらいたい」と力を込めました。
ファッション業界の人材像を探る
記念行事には、業界の有識者たちが集まり、「ファッション業界に求められる人材像」について議論しました。ファシリテーターとして東京ファッションデザイナー協議会の久保雅裕氏が登壇し、江角泰俊氏(株式会社Ri Design CEO、EZUMiクリエイティブディレクター)、大板勝氏(株式会社ムービングオフィス代表取締役、杉野服飾大学非常勤講師)、清松正伸氏(アイア株式会社 LOUNIEチーフパタンナー)らが講演を行いました。彼らの経験や見識は、今後のファッション教育に大いに影響を与えることでしょう。
就職促進と表彰の時間
イベントの中で、15時からは令和7年度のファッション検定に関する優秀者の発表が行われ、続いて第41回全国服飾学校「ファッション画コンクール」の表彰式も行われました。各部門の受賞者は文部科学省や経済産業省の関係者から祝辞を贈られ、ファッション界の未来を支える人材が称えられました。
結び
「服の日記念行事」は、ファッション業界の未来や革新を考える貴重な機会となりました。下地氏の情熱やビジョンが若手クリエーターに刺激を与えることができれば、ファッション業界の新たな可能性が広がることでしょう。これからのファッションシーンの展望に期待が募ります。