日本の伝統的な畳文化が危機に瀕しています。特に、い草の国内生産は長年にわたり劇的に減少しており、かつては熊本県の農家が国内生産の90%以上を担っていたのに対し、現在は40年前と比較して95%も減少しています。これに伴い、日本国内でのい草農家も著しく減少し、自給率は2019年の時点で22%にまで低下しています。
こうした状況を危惧した結果、い草の新たな市場を開発すべく、商品ブランド『IGUSABI』を立ち上げることとなりました。このブランドでは、畳だけではなく、い草を使ったさまざまな製品の開発に着手しています。具体的には、0%農薬で100%天然由来のい草から抽出された『いぐさフローラルウォーター』を初めてクラウドファンディングで販売することになりました。サポーターには最大30%OFFの特別価格でご提供し、この機会にたくさんの方々にい草の素晴らしさを知ってもらえたらと思っています。
このプロジェクトの背景には、畳で使用される農薬や泥染めの影響が都度問題視されています。これまでは、これらの加工をしなければ高品質な畳表は生産できないと考えられていましたが、私たちはそれを改めるため、2020年から無農薬かつ無染土畳「自然-JINEN-」の開発に取り組んでいます。この畳は、製造に関わる全ての人々と自然環境に優しいものを目指しています。
さらに、い草製品としてフローラルウォーターに加え、無染土畳だけでなく、い草を用いた食品なども展開する予定です。また、京都京北のアウトドア型サウナ施設「EARTHSAUNA」と共同で新たなライフスタイル提案も行います。
い草の可能性を広げることで、日本の文化を守るために皆さまの応援が必要です。ぜひプロジェクトページを訪れて、ご支援をよろしくお願いいたします。あなたの力で日本の畳文化を未来へとつなぎましょう!
■プロジェクトページ
クラウドファンディングページリンク この機会にぜひ畳の魅力を再発見し、持続可能な未来を共に開拓していきましょう。