滋賀県で陸上競技セミナーを開催！両角監督が技術指導

滋賀県守山市で、公益財団法人SGH文化スポーツ振興財団が主催する「2024年度陸上競技セミナー」が3月29日と30日の2日間にわたり開催されました。このセミナーには、東海大学陸上競技部の駅伝監督・両角速氏とコーチ・丹治史弥氏が講師として参加し、中長距離を専門とする高校生たちを対象に、さまざまな実技指導を行いました。

今年で5回目となるこのセミナーは、滋賀県における陸上競技の普及と技術向上を促進することを目的としており、参加者は69名。滋賀県内から6校の高校生が集まりました。参加校には滋賀学園高等学校、水口東高等学校、草津東高等学校、立命館守山高等学校、八幡高等学校、大津商業高等学校など、各高校の選手たちが名を連ねています。

両角監督は、これまで数多くのトップランナーを育成してきた実績豊富な指導者です。セミナーでは、彼自身の経験をもとにした講義や、SGホールディングス陸上競技部の現役選手との実技トレーニングが行われ、実際の練習方法や競技に対する知識の深まりを目指しました。参加者たちからは、「トレーニングの知識が増えたことで、モチベーションが上がった」という声や、「長距離走について科学的に考えることができた」との感想が寄せられました。

両角監督自身も、今後もこのセミナーを続ける意向を示し、「大勢の参加者に来てもらえて、滋賀県の高校生の競技力向上に貢献できれば幸いです」とコメントしています。また、参加者が卒業後も陸上競技を続けるきっかけを作り、持続的な交流を促すことも目的の一つです。

セミナーの内容は、単に技術の向上だけではなく、選手同士の情報交換や、異なる学校の仲間と練習を共にすることで、人間関係の構築や心の成長も意識されます。

今回のセミナーを通じて、地域に根ざしたスポーツ振興の重要性が再認識され、NSGH文化スポーツ振興財団とSGホールディングスが共に地域の健康増進と豊かな社会の実現に寄与する努力を続けることが期待されます。これからも多くの高校生たちが、陸上競技への情熱を持ち続け、健全な心身を育んでいくことを願っています。