ハットニャール博士の研究所
2025-09-11 09:31:27

子どもたちがアンコンシャスバイアスを学ぶイベント「ハットニャール博士の研究所2025」開催報告

子どもたちがアンコンシャスバイアスを学ぶイベント「ハットニャール博士の研究所2025」開催報告



一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所は2025年8月1日に、小学生向けの無料イベント「ハットニャール博士の研究所2025」を東京・日本科学未来館で開催しました。このイベントは、無意識の思い込み、すなわちアンコンシャスバイアスに気づくことをテーマにしており、287名の小学生を含む500名以上が来場して大いに盛り上がりました。

参加者の感想と笑顔が生まれた背景



昨年に続いて2回目の開催となる本イベントは、午前と午後の2部構成で実施。参加した子どもたちは、さまざまな体験を通じて「ハッ!」と思う瞬間を味わい、無意識に抱える思い込みに気づくきっかけを得ました。特に保護者も同伴し、家族全体で学び合う場となったことが印象的です。また、来年の再開催が決まった上に、地方での開催を希望する声も寄せられており、さらなる広がりを見せています。

充実したイベント内容



イベントでは、5つの企業が協力し、各企業が用意した体験を通じて、アンコンシャスバイアスに気づく「5つのとびら」を提供しました。たとえば、株式会社味香り戦略研究所による"味のとびら"では、子どもたちは味覚の不思議を体感し、一見味がわからない液体を飲んで想像を膨らませました。この体験を通じて、味の多様性に気づくことが促され、味を楽しむ機会が増えたことを期待しています。

また、森永製菓株式会社の"おかしのとびら"では、子どもたちが特別に作られた「ハイチュウ」を題材に、見た目で味を予測する楽しさと、実際の味との差異について探究しました。参加者たちは、見た目と味の相違を通して、自分たちの思い込みに気づく感動を体験しました。

子どもたちの新たな視点が得られた瞬間



参加者はまた、パナソニック インダストリー株式会社が用意した"かるたのとびら"で、アンコンシャスバイアスについて楽しく学びながら、自らの価値観を掘り下げる時間を持つことができました。このように、多角的にアプローチした各体験は、無意識に抱くバイアスへの気づきを助け、子どもたちの未来の可能性を広げるための第一歩となることを目的としています。

参加後の研究発表やロビー展示も大盛況



午前の部では昨年参加した2名の子どもが、自身の経験を基に研究発表を行いました。彼らはイベントを通じて得た気づきを、多くの聴衆にシェアしました。このように、子どもたちの声を聞くことで、参加者全員が自身の考えや可能性を広げる機会となりました。

ロビーエリアでは、小中学生が制作した「アンコンかるた」の展示も行われ、400名を超える来場者がその可愛らしさや独創性に感心しました。子どもたちには、自由研究を通じてアンコンシャスバイアスについて更なる理解を促す機会も与えられました。

今後の取り組み



子どもたちの未来を広げるためには、彼らだけでなく、周りの大人たちも自らのバイアスに気づくトレーニングをすることが求められています。昨年の開催に引き続き、より多くの参加者が学びを得たこのイベントの取り組みを今後も継続し、さらなる地方開催を計画していることにも期待が寄せられています。

次回の「ハットニャール博士の研究所」の開催が待たれる中、小・中学生によるアンコンかるたの製作も進められており、子どもたちが育む視点を大切にしながら、持続可能な学びの場を提供していく姿勢が求められています。


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会社情報

会社名
一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所
住所
東京都港区南青山2丁目
電話番号

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