自然の中で味わうヘルシーな焼きすき体験
和歌山県田辺市に位置する「SEN.RETREAT」は、熊野古道の絶景に囲まれた宿泊施設で、自然の美しさを満喫しながらリラックスできる環境を提供しています。この度、地元で捕獲された鹿肉を使用した新しい「焼きすき」プランが2023年11月6日よりスタートします。予約は11月1日から可能で、多くの食材を組み合わせた新たな味覚体験が楽しめます。
焼きすきとは?
「焼きすき」とは、一般的なすき焼きと異なり、ホットプレートで肉や野菜を焼き、特製のタレと溶き卵につけて味わうスタイルです。今回の「SEN.RETREAT」の焼きすきプランでは、地元の鹿肉を使用しており、脂質は牛肉の約1/6、カロリーは半分以下、さらに鉄分は2倍含まれています。特に身体に吸収されやすい「ヘム鉄」豊富な鹿肉は、貧血や冷え性の予防にも効果的です。
プランでは、田辺市の中辺路町で生産された有精卵、上富田町の焼き豆腐、そして那智勝浦町のタレといった地元の素材を贅沢に使用し、地産地消の精神が貫かれています。焼きすきプランは宿泊料金に含まれており、特別な追加料金も不要です。あらかじめオプションとして選択することができます。
SEN.RETREATの魅力
「SEN.RETREAT」は、無人の宿泊施設でありながら、食の楽しみ方を多様化する取り組みを行っています。例えば、バーベキューや猪鍋、自分で焼くピザなども楽しめることから、宿泊者同士の交流や体験型の食事が特長です。観光だけでなく、宿泊地での食を重視した滞在ができるよう、新メニューが追加されました。特に連泊する宿泊者が増加していることを考慮し、食事のメニューを広げています。
熊野古道の自然と共に
「SEN.RETREAT」では、「RETREAT 歩いて、遊んで、夢中で休んで」というコンセプトのもと、訪れる人々に忘れがたい体験を提供しています。宿泊地は熊野古道の重要な経路であり、散策やトレッキングを楽しむことも可能です。すべての施設は、地元の素材を活かしたリラクゼーションや、非日常を味わえる空間で結成されています。
第1号の宿舎「SEN.RETREAT TAKAHARA」は2021年10月にオープンし、標高300mの山間で静けさを求める旅行者に適した場所です。続く第2弾の「SEN.RETREAT CHIKATSUYU」は2022年4月に開業し、プライベートガーデンや焚き火ができるテラスを備え、家族や友人と気軽に楽しめる空間となっています。
熊野古道に新たな楽しみ方を
熊野古道は従来、トレッキングを目的とした観光地とされていましたが、最近ではさまざまな楽しみ方が広がっています。焼きすきプランの登場により、食を通じて新しい観光体験を提供する「SEN.RETREAT」は、より多くの人々に熊野古道の魅力を感じてもらえる場として注目を集めています。自然と食を融合させた特別な時間を楽しみに、多くの方の訪問を待ちしています。