ファッションビジネスの新たな教育プログラム
ファッションやアパレル業界は常に変動する消費者のニーズやトレンドに適応する必要があります。このような状況の中、株式会社StylePicksは「Fashion Re:ducation」という新しい教育事業を立ち上げ、業界で働く人々のスキルアップをサポートすることを決定しました。本プログラムは2025年4月1日からの受講生募集を開始し、最初の講座は2025年6月から10月の約5ヶ月間にわたり行われる予定です。
プログラムの必要性
ファッションビジネスの現場では、急速な変化に対応するために常に新しい知識やスキルが求められます。しかし、現在の業界では人手不足や教育の不十分さから、社員教育がスムーズに行われていない状況が多く見受けられます。この結果、業界でのキャリアを積む社員が適切なスキルを得ることができず、必要な知識を外部で学ぶために会社を離れてしまうケースも増えています。これを受けて、「Fashion Re:ducation」は業界のニーズに応える形で教育支援を開始しました。
講座の内容と講師紹介
「Fashion Re:ducation」では、MD(マーチャンダイジング)、EC(電子商取引)、販売の3つのコースが用意されます。受講者が働きながら学べるよう、平日夜間および土曜日に2~3回の講義が開かれ、各講義は90分の内容となっています。MDコースは全16回、EC・販売コースはそれぞれ全10回の構成で、具体的なビジネススキルを実践的に学ぶことができます。
講師陣は各分野の一流の専門家が担当しています。MDコースは、業界のトップランナーである佐藤正臣氏が指導。この講師はBEAMSなどさまざまな業態での経験を持ち、長年にわたって多くのセミナーを実施してきました。
ECコースを担当するのは、StylePicksの代表である深地雅也氏。彼は90以上のブランドの運用に関与し、デジタルマーケティングに強みを持っています。最後に、販売コースを指導するのは著名な販売コンサルタントの平山枝美氏。彼女の著書は国際的に評価されており、販売スキルの教育にまで踏み込んだ指導を行います。
受講者のコミュニティ形成
全講義終了後も、受講者間の情報交換の場をオンラインで提供し、講師への質疑応答などを行うコミュニティが形成されます。このようなコミュニティを通じて、受講生が学び合い、互いに成長することが期待されています。
ファッション業界の未来へ
ファッションビジネスは多様性に富む業界であるため、均一な教育は難しいという特性があります。そこで、「Fashion Re:ducation」では、各業態に適した教育を提供し、業界に必要なロジカルな知識を培うことを目指しています。
最近では「リスキリング」や「リカレント教育」といった形式で、社会人が再び学びなおすことが推奨されています。ファッション業界でのキャリアを考える方やスキルを高めたい方、友人を増やし一緒に学びたい方々の参加をお待ちしています。また、人事担当者による自社の教育課題についての相談も随時受け付けています。
プログラムの詳細
- - 開催期間: 2025年6月~10月(約5ヶ月間、月2~3回)
- - 開講時間: 平日19:30~21:00、土曜日11:00~12:30、13:30~15:00(隔週実施)
- - 講座会場: 青山ファッションカレッジ(東京都港区北青山3-5-17、地下鉄表参道駅から徒歩1分)
- - 講師: 佐藤正臣(MD)、深地雅也(EC)、平山枝美(販売)
興味がある方は、ぜひ公式サイト(
Fashion Re:ducation)をご覧ください。教育関連のお問い合わせは、株式会社StylePicksまたはFashion Re:ducation事務局までお気軽にどうぞ。