新しい技術の時代に向けた樹林AIのフェローシッププログラム
樹林AI株式会社(Jurin AI Inc.)は、エンタープライズ向けのAIエージェントを開発する新進気鋭の企業です。今年、彼らは国内外の大学や高等専門学校で学ぶコンピュータサイエンス専攻の学生向けに、実践的な人材育成プログラム「樹林AIフェローシップ」を発表しました。このプログラムは、寄付型奨学金とメンタリングの組み合わせにより、未来のリーダーを育成することを目指しています。
フェローシップの目的
樹林AIの創業者たちは、日本のAI技術において競争力を高めるためには、才能あるエンジニアを育てることが不可欠だと考えています。Deputy CEOのMarco Avilaは、「私たちの目的は採用ではなく育成です。若いエンジニアの能力を急成長させ、日本のイノベーションを再び活性化させる人材を輩出したい」と語ります。
このフェローシップは単なる奨学金制度に留まらず、受講生が実際に技術プロジェクトを企画・開発することで、自身のアイディアを具現化する力を身につけます。特に、選抜された学生たちは、GoogleやApple、OpenAIなど世界的なテック企業のエンジニアから指導を受け、シリコンバレー流の開発文化を肌で感じることができます。
2つのトラックと支援内容
「樹林AIフェローシップ」は、次の2つのトラックから構成されています。
1.
Build Track: 自身の技術プロジェクトを立案し、卒業後の起業を視野に入れた成果物を完成させます。
2.
Intern Track: 有給インターンシップを通じて実務経験を積むことができます。このインターンシップは、最長で20時間から28時間の勤務が可能で、希望に応じて期間の延長も認められます。
また、支援内容としては、月額15万から35万円の奨学金(非課税)の提供に加え、有給インターン手当も支給されます。この制度は就業義務がなく、返済も不要であるため、非常に魅力的です。さらに、創業者や経営陣によるスピーカーセッションや起業家ワークショップもあり、学生にとっては学びのチャンスが豊富です。
応募資格と選考プロセス
フェローシップの対象となるのは、日本の国立大学や高専、もしくは世界大学ランキングで上位100校に所属する学生です。必須条件として、英語で業務を遂行できる能力が求められます。AI関連の基礎知識や製品開発の経験があることが望ましいとされています。
選考は書類選考から始まり、その後、オンライン面接が行われます。中間評価や定期的な審査があるため、応募者は自己成長を促す環境で挑戦できます。応募方法はメールによる提出が必要で、詳細は同社のウェブサイトで確認できます。
樹林AIについて
樹林AIは、急成長を遂げているAI企業として、日本での発展を目指しています。そのテクノロジーはビジネスコミュニケーションを自動化し、労働力不足の課題を解決するためのソリューションを提供しています。現在、日本、韓国、シンガポールにオフィスを持ち、アジア太平洋地域全体において持続可能な未来を築くための努力を続けています。
若手エンジニアの育成とともに、日本のAI産業を牽引する存在としての樹林AIの動向から目が離せません。ぜひ、このフェローシッププログラムに参加して、未来を担うリーダーたちと共に成長するチャンスを手に入れてください。