大正大学附属図書館と豊島区が共催する「にぎやかな図書館祭2024」
2024年11月9日(土)、大正大学附属図書館が豊島区と協力し、『にぎやかな図書館祭2024』を開催します。このイベントは豊島区が推進する「としま文化推進期間」に位置づけられ、大学図書館と公共図書館が連携し、地域に根ざした文化発信を行うことを目的としています。イベントでは、親子で楽しむことができる絵本の読み聞かせや、創造力を育む工作ワークショップなど、様々なプログラムが用意されています。
特に注目なのは、戦後の図書館の役割について高校生や大学生が主役となり、作家や出版関係者と意見交換を行う「読書推進フォーラム」です。このフォーラムでは、高校生の読書離れをテーマに、参加者が自らの意見や体験を語り、今後の読書環境について考える貴重な機会となっています。フォーラムに参加するには事前の申し込みが必要で、定員は先着100名となっています。
また、当日には池袋を周遊する真っ赤な電気バス「IKEBUS」の無料乗車体験も行われます。バスの車内には自由に出入りでき、写真撮影も可能です。さらに、豊島区のPRキャラクター「としまななまる」も登場し、来場者を迎えてくれます。
イベントプログラムの詳細
イベントは10:00から17:00まで開催され、以下のプログラムが予定されています。
- - 絵本の読み聞かせ会:豊島区立図書館の司書が未就学児と低学年向けの絵本の読み聞かせを実施します。時間は11:00からと13:30からの2回。
- - 工作ワークショップ:参加者は、自作の『リーディングトラッカー』を制作し、より集中して読書に臨むための手法を学びます。実施時間は10:00から16:00。
- - イベントシールラリー:複数のプログラムに参加すると、オリジナルデザインのブックカバーやシールを配布します。
- - 自由見学ツアー:大正大学附属図書館内部を自由に見学できるツアーが行われています。
最後に、来場者が自宅で不要になった絵本を次の世代に送るための「絵本のリサイクルボックス」の設置も予定されています。この活動を通じて、地域全体での読書の重要性を再認識することが期待されています。
大正大学の理念と地域貢献
大正大学は、仏教の精神に根ざした教育理念「智慧と慈悲の実践」を掲げています。この理念のもと、大学は地域社会とのつながりを強め、知識と文化を広める活動に取り組んでいます。特に、図書館活動を通じた地域社会への貢献は大変重要であり、多くの方々に参加していただきたいと思います。
本イベントは、読書を通じて人々がつながる機会を提供します。皆様のご来場を心よりお待ちしています!
イベント概要
- - 日時:2024年11月9日(土)10:00~17:00
- - 場所:大正大学附属図書館(東京都豊島区西巣鴨3-20-1 大正大学 8号館)
- - 共催:豊島区、公益財団法人文字・活字文化推進機構、公益社団法人全国学校図書館協議会
- - 問い合わせ先:大正大学附属図書館 電話:03-5394-3028 Mail:[email protected]