ICブレインズと木村情報技術が新たなハイブリッド投票システムを提供開始

新たなハイブリッド投票システムの登場

株式会社ICブレインズ（所在地：東京都品川区、CEO：工藤正一）は、木村情報技術株式会社（本社：佐賀県佐賀市、CEO：木村隆夫）と協力し、講演会向けの「ハイブリッド投票システム」を2025年10月に提供開始することを発表しました。このシステムは、リアル会場の専用端末（アンサーパッド）とWeb講演会の視聴者による投票を、即時に合算し表示できる新しい技術を搭載しています。

開発の背景

ICブレインズは、教育や学会、製薬企業の講演会などで20年以上にわたってリアルタイム投票集計システムを提供してきた実績があります。これまでアンサーパッドを用いた投票システムを活用してきましたが、オンライン視聴者との融合が課題となっていました。

この課題を解決するために、木村情報技術との連携を図り、講演会や教育の現場での新たな投票システムを共同開発しました。この新システムでは、オンライン参加者が簡単に投票できる環境が整い、会場にいる参加者とオンライン参加者が同時にリアルタイムで投票結果を共有できます。

システムの主な特長

1. 即時合算・即時表示
アンサーパッドからのデータとWeb投票を瞬時に統合し、結果をグラフ表示することが可能です。
2. QRコード不要でスムーズ
オンライン参加者は、煩わしいQRコードを使用せずにそのまま回答でき、投票率の向上が期待できます。
3. 高い操作性と回答率
会場参加者は、アンサーパッドの物理ボタンを使用して直感的に投票可能です。
4. 一体感のある体験
リアルタイムで投票結果が共有されるため、会場参加者もオンライン参加者も、一体感を感じながら講演を楽しむことができます。

今後の展望

この新しいハイブリッド投票システムは、すでにいくつかの製薬企業の講演会でテスト運用されており、安定した実績を示しています。今後は木村情報技術が窓口となり、講演会や教育現場、学会などへの普及活動を進めていく予定です。ICブレインズは、リアル会場向けの投票システム技術の提供および改良を進め、両社でより良いユーザー体験を提供することを目指しています。