十和田湖 秋が登場
2024-11-09 14:01:18

ニック・ウッドが描く日本の秋、十和田湖シリーズ第4章が登場

自然が織りなす音の世界、ニック・ウッド「十和田湖 秋」



今年素晴らしい作品が新しくリリースされました。ニック・ウッドとSynが共同で制作した「十和田湖 秋」は、これまでの「春」「梅雨」「夏」に続くシリーズの4章目。日本の北部に位置する静かな十和田湖の季節の移り変わりを音楽によって描いた、長編のアンビエントサウンドスケープです。この作品では、自然環境の音色と共に、ゲストミュージシャンやボーカリストの演奏が一体となっています。

秋の魅力を捉えた作品



ニック・ウッドは36年以上日本に住んでおり、十和田湖畔でこの作品を制作しました。彼の目指したのは、秋という日本の収穫と内省の季節を称えること。秋分の日に満月の光輝く十和田湖には、鈴虫の声や風に舞う落ち葉、そして特産の姫鱒が象徴的な存在として、多くの観光客を惹きつけています。

ニックと彼のチームは、この自然の美しさを捉えるために2年間もフィールドレコーディングを行い、最新技術である「PlantWave」を用いて植物の電気信号を音楽に取り入れました。これにより、自然のエネルギーが楽曲に反映されるという新しい試みが実現しました。最終的なサウンドはDolby Atmosでミックスされ、立体的で没入感のある聴覚体験が得られています。

コラボレーションによる感動



「十和田湖 秋」は、日本の豊かな音楽文化に深く根ざした作品でもあります。京都の両足院副住職・伊藤東凌氏の厳かな経典の声は、満月の美しさを思わせる存在感を持ち、長年のコラボレーターである上野洋子さんの柔らかなボーカルとハーモニーが聴く者の心を捉えます。また、ギタリストのショーン・ハリーやピアニストのアレクサンドル・モトヴィロフが再び登場し、箏の喜羽美帆さんや雅楽の笙の東田はる奈さんによって、より日本らしい音色が作品に彩を添えています。

グローバルな展開



「十和田湖 秋」は、アラン・モーツリーとともに共同制作され、レコーディングは赤工隆氏が担当。ロサンゼルスのデビッド・レヴィン氏によるDolby Atmosミックスが施されています。この作品は、2023年11月9日にSpotifyやApple Musicなどの主要音楽プラットフォームで配信されます。

「十和田湖 秋」を通じて、日本の四季が持つ美しさと深い感動をご体験ください。聴くことで広がる自然の音の限りない可能性に、心躍ることでしょう。ぜひ、最後の2章を前に、この素晴らしい作品を楽しんでください。


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会社情報

会社名
Syn株式会社
住所
東京都渋谷区神宮前3-31-5ロングヒル原宿ビル2階
電話番号

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