Qoo10の新たな買い物キャラクター診断とは?
Qoo10を運営するeBay Japan合同会社は、2025年1月に「買い物キャラクター診断」をリリースしました。この診断では、全8問の簡単な質問に答えることで、自分自身の買い物傾向やライフスタイルに最適な16種類のキャラクターの中から診断結果が得られます。参加者は全国でおよそ2万人にのぼり、特にZ世代からの支持を得て、多くの人々がこの診断を利用しました。
調査背景と目的
新生活が始まる春は、生活用品やファッション、ビューティー関連商品など、さまざまなアイテムが必要とされる時期です。そこで、Qoo10はこの買い物キャラクター診断のデータを元に、世代別の買い物行動を分析しました。調査の結果、10代と20代以上との間で顕著な行動の違いが明らかになりました。
特徴的な買い物行動
1. ワイワイ派とマイペース派の違い
10代は「誰かと相談しながら選ぶ」というワイワイ派が51.0%で、マイペース派が49.0%という結果でした。対照的に、20代以上ではマイペース派が60%以上を占め、明確に多数派となっています。この傾向は、特に15〜19歳と20〜24歳の間に19.0ポイントの差があることからも、世代によるコミュニケーションスタイルの違いを浮き彫りにしています。
2. トレンドと定番の選び方
もう一つの大きな発見は、モノを選ぶ際の重視点です。10代通しでは「人気やトレンド感」を重視する人が60.3%に対して、20代以上では「定番商品」を選ぶ傾向が52.6%に達します。この違いは、世代横断的に見た際の消費行動の根本的な価値観の違いを示しています。
3. 購入の自由度と品質志向
さらに、価格に対する考え方にも違いが現れています。10代は「安くてたくさん揃えられるもの」を選ぶ割合が67.6%です。一方、20代以上では「高価でも品質の良いものを長く使いたい」という意見が42.5%以上を占めます。こうした結果は、10代が多様な選択肢を求める一方で、20代以降はより基盤を重視する傾向があることを示します。
調査概要と結果のまとめ
この調査は、2025年1月28日から4月8日までの期間に実施され、全国の「Qoo10買い物キャラクター診断」に参加した20,898人が対象となりました。診断結果の中でも特に10代に人気があったキャラクターは「フッ軽ちゃん」で、その特徴としてトレンドや安価な商品を重視する傾向が挙げられます。一方で、20代以上に人気のキャラクターは「ブレネーちゃん」で、品質や定番商品を重視することが共通しています。
今後の展望
Qoo10は、お客様に特別なショッピング体験を提供するため、今後も様々な商品やコンテンツサービスの充実を図ります。新たなキャラクター診断なども引き続き実施し、より多くの方々が自身の買い物スタイルを知る手助けをしていく予定です。