食材を使ったサステナブルな肌着『FOOD TEXTILE』が登場！

自然由来の素材を使用した新たな肌着

豊島株式会社が提案する新しい肌着ブランド『FOOD TEXTILE』は、今まで活用されていなかった食材を色素に変え、新たな製品へと生まれ変わらせています。このプロジェクトは、創業から130年以上の歴史を持つ肌着ブランド「ANGLE」とのコラボレーションによって初めて市場に登場します。

未活用食材の資源活用

『FOOD TEXTILE』は、食品業界と提携し、規格外とされてしまった食材や野菜の切れ端、コーヒーの出涸らしなどを購入します。その成分を抽出し、染料として利用することで、環境への負荷を軽減した新たな製品を作成するというコンセプトが根底にあります。

この取り組みは、ただのファッションアイテムではなく、持続可能な開発を目指しているのです。肌に優しいだけでなく、環境をも考慮した製品を提供する姿勢は、多くの消費者に響くことでしょう。

健康と環境を考えた肌着

ANGLEは、長年の経験と知識をもとに、肌に最も触れる衣類だからこそ、慎重に素材選びを行ってきました。このコラボ商品は、肌と環境に優しい快適な着心地を実現するために開発されました。

初回の商品のラインナップには、以下のアイテムが含まれています。

- フードテキスタイルタンクトップ（価格：¥5,280）
- フードテキスタイル 8分袖（価格：¥5,940）
- フードテキスタイルタートルネック（価格：¥6,380）
- フードテキスタイルレギンス（価格：¥5,940）

これらのアイテムは、奈良県の規格外の梅の実から抽出したアイボリーと、愛知県の碾茶から生成されたイエローグリーンの2色展開。特に、奈良の梅の実は傷や形が悪いために市場に出ることができなかったものを利用しており、それを再活用すること自体がサステナブルなアプローチです。

また、愛知県の碾茶は、製造過程での副産物として得られたものですが、これも新たな価値を生み出しています。

POP UP イベントの開催

新商品は2025年3月8日よりオンラインストア及びPOP UPイベントで発売されます。そのトピックとして、代官山蔦屋書店においてアングルのPOP UPイベント「130年の歴史、アングルのメリヤス展」も同期間に開催される予定です。
このイベントでは、商品に触れたり、企画の背景を知ることができる貴重な機会です。

130年の歴史を持つブランド

ANGLEは、明治27年に創業し、伝統的な手法を用いた生地製造からインナーウェアの販売を一貫して行ってきました。昭和天皇に献上された「アングルの肌着」は、今も多くの人々に愛されています。天然素材100%ながら高い機能性を誇り、厳しい品質管理と新たな技術の導入により、質の高い製品を提供しています。

これからも『FOOD TEXTILE』は、より良い衣食住のライフスタイルを提案し続けるでしょう。最先端のサステナブルアイテムを身に纏いながら、日々の生活をより豊かにできることを期待しています。