トンミーの家の復活プロジェクト
鹿児島県の種子島では、過疎化や少子高齢化の影響が深刻な状況が続いており、さらにコロナ禍も地元の観光業に打撃を与えています。そんな中、観光大使として地域振興に貢献してきたファーストプランニング代表の関初美氏が、クラウドファンディングによる新たな挑戦を始めました。このプロジェクトの鍵となるのは「トンミーの家」と呼ばれる民泊の修復です。
トンミーの家とは?
「トンミーの家」は、2020年の台風で被害を受けた実家を改装し、観光拠点として再生することを目指しています。クラウドファンディングの資金を用いて、訪れる人々に快適な宿泊体験を提供し、地域の魅力を伝える場にしたいと考えています。関氏はこれまで、南種子町で様々なイベントを開催し、種子島の魅力を広めてきました。今回も多くの人々に支援を呼びかけることで、再び地域を盛り上げたいと熱意を語っています。
地元観光の復活に向けて
クラウドファンディングの目標金額に到達した場合、トンミーの家は農家民宿として運営される予定です。さらに、地元の伝統芸能や郷土料理を楽しむイベント「トンミーの会」を開催する予定であり、さまざまなアーティストによるショーも行われます。ここでは宝塚OGや落語家、マジシャンが出演し、地域文化を体感できる場を提供します。
過去のイベント「ロケット祭り」では、のべ1万4千人以上が参加し、特に宝塚OGによる歌謡ショーは大盛況を収めました。このように、地域の人々を巻き込んだイベントを通じて、さらなる観光振興を目指す構えです。
コロナ禍を共に乗り越えよう
関初美氏は、種子島の魅力を全国に発信するための活動を強化するふりかけ、文化・芸術を中心とした人とのつながりを促進する取り組みも進めています。また、神戸の船舶学校に通う女子学生たちを題材にした漫画「アークエンジェル」とのコラボレーションも予定されており、さまざまな視点から地域活性化に貢献する意向です。
プロジェクト参加方法
このプロジェクトへの参加は、以下のクラウドファンディングページから可能です。
クラウドファンディング参加はこちら
この取り組みによって、コロナで辛い思いをしている全国の人々に元気が届くことを願っています。「おじゃり申せ」と種子島の温かい歓迎の言葉が、訪れる人々にとっての記憶に残る体験になるでしょう。
プロジェクトの期間
プロジェクトは、2021年8月4日から10月2日まで実施され、リターンは2022年10月中にお届け予定です。みなさんの支援が、地域の未来を明るく照らすきっかけになります。