2021年コロナ禍における結婚式の新たなスタイル提案

はじめに

現代社会が直面している新型コロナウイルスの影響は、私たちの生活全般に多大な変化をもたらしています。その中でも、結婚式という特別な瞬間が新しい形にシフトしていることをご存じでしょうか？特に2021年には、少人数婚や家族中心のスタイルが注目を集めています。

少人数婚の高まり

ある調査によると、2020年末から2021年に結婚式を企画するカップルの90.4%が「少人数の家族とリッチに過ごす」スタイルを選びたいと答えました。一方で、従来の大人数での披露宴という選択肢はわずか9.6%に過ぎません。この結果からも、結婚式のスタイルが根本的に見直されていることがわかります。

少人数婚の魅力は、何と言っても大切な家族との時間を贅沢に過ごせる点です。従来のように多くのゲストを招待する代わりに、少数の親しい間柄の人と、心のこもったひとときを楽しむことが可能です。この新しい形が、新郎新婦の求める理想の結婚式にマッチしているのです。

こだわりのポイント

さらなる調査では、「結婚式にお金をかけたい部分」として「家族との時間」が1位に選ばれ、3位には「会場の雰囲気が上質」であることが挙げられています。このことは、コロナ禍においても「おもてなし」よりも「思い出作り」に重きを置く傾向が強まっていることを示しています。新郎新婦たちは、進化する結婚式の形に合わせ、家庭内での絆を深めることを重視しています。

オンラインセミナーの概要

こうした現状を踏まえ、ウエディングプランナーの安東徳子氏が主催するオンラインセミナーが開催されます。参加者は、結婚式の本質や、2021年のトレンドに沿った実践的な知識を得ることができます。具体的には、「結婚式はいつ行うべきか？」、「結婚式会場の選び方」、「結婚式準備の必須ポイント」などのテーマが取り上げられます。

このセミナーは、単に新しいトレンドを学ぶだけでなく、カップルがそれぞれの事情に合わせた「自分たちだけの結婚式」を考えるためのヒントを提供します。参加者は、最新のトレンド情報に触れながら、結婚式に対する新たな視点を持つことが期待できます。

株式会社サトミノワールの取り組み

セミナーの背景には、株式会社サトミノワールが「ふたリッチ婚」という新しいサービスを展開していることがあります。このサービスは、新郎新婦とその家族のための少人数婚を専門とし、贅沢な時間を提供することを目指しています。

その理念は「その先の⼈⽣を照らし続ける光でありたい」であり、家族を中心にした結婚式の体験を通じて、一生に一度の大切な思い出を制作するサポートを行います。ルールや格式に捉われない自由なスタイルで、参加者が心から満足できる結婚式の実現を目指しています。

結婚式の意義

代表取締役の里見憲智氏は、「結婚式は未来に向けた決意を固める重要な儀式」と語っています。彼によれば、結婚式は単なるパーティーではなく、新しい家庭のスタート地点であり、これからの生活を共にしていくための強い絆を形作る瞬間でもあります。このような意義を再確認することが、コロナ禍の不安な時代に重要だというのが会社の考えです。