学生たちが技術を競い合う「学生フォーミュラ日本大会2024」に協賛
2024年9月9日から14日まで、愛知県常滑市のAichi Sky Expoで開催された「学生フォーミュラ日本大会2024」。この大会は、大学生や専門学生が一からレーシングカーを設計・製作し、その成果を評価し合う場です。昨年よりもさらに多くの学生が参加し、技術力や創造力を競い合いました。
大会の概要と目的
「学生フォーミュラ」は、アメリカの「フォーミュラSAE」を元に2003年に日本で始まりました。このイベントは、学生にモノづくりの機会を提供し、自らの技術を試す貴重な場となっています。学生たちは国際基準のルールに基づいてチームを組み、フォーミュラカーの製作に取り組みます。
大会は大きく分けて静的審査と動的審査に分けられます。静的審査では製作過程や車両の販売戦略などが評価され、動的審査では実際に走行性能を競います。動的審査では、厳しい車検を通過したマシンだけが相応のコースを走行できます。コースには直線走行、八の字走行、周回コースなどが用意され、各チームが力作を披露しました。
アマダの協賛と技術紹介
株式会社アマダは、今回の大会に協賛し、学生にモノづくりの楽しさを実感してもらうための支援を行いました。アマダの代表取締役社長執行役員、山梨貴昭氏は、「学生たちが未来のエンジニアとして成長できるよう、モノづくりの総合力を育成する大会趣旨に賛同して協賛しました」と述べています。
さらに、大会ではアマダの企業ブースも出展。レーシングカーに欠かせないパイプ切断や溶接加工の技術を披露しました。多くの学生たちが興味を示し、製品の性能や実用性に驚きの声を上げていました。
未来の技術者を育てるイベント
学生フォーミュラ日本大会は、ただの競技にとどまらず、未来の技術者を育成するための素晴らしい環境を提供します。企業による支援や学生同士の交流を通じて、技術力向上や新たなアイデアの創出が期待されます。
アマダは今後もこのような大会を通じて、学生たちの成長をサポートしていく所存です。モノづくりへの情熱を持った次世代のエンジニアたちが活躍する未来を、私たちも応援し続けます。
詳しくは、
公式サイトをご覧ください。大会結果に関する情報は、
こちらで確認できます。