モノづくりの未来を拓く「アカデミックシアターDAY」開催

近畿大学「アカデミックシアターDAY」の開催

近畿大学の東大阪キャンパスに位置するアカデミックシアターで、令和7年（2025年）10月10日（金）に産学交流イベント「アカデミックシアターDAY」が開催されます。このイベントは、モノづくりの魅力を発信し、様々なプロジェクトの認知を高めることを目的としています。イベントの参加者は、近畿大学の学生、教職員、そして法人会員企業のメンバーです。この特別な日には、各種ワークショップやミニセミナーが実施され、学生たちが実践的な体験を通してモノづくりの楽しさを体感できる機会が提供されます。

モノづくりに触れる貴重な体験

「アカデミックシアターDAY」においては、参加者が直接企業と交流することができる貴重な機会が用意されています。このイベントでは、東大阪・八尾に位置する法人会員企業が中心となり、体験型のワークショップを実施します。具体的には、レザーでキーホルダーを作る体験やミニ四駆レース体験が行われます。これにより、モノづくりの技術や創造力を学生が実際に体感できるようなプログラムが組まれています。

藤田金属社代表のミニセミナー

また、イベントでは藤田金属株式会社の代表取締役藤田盛一郎氏によるミニセミナーが予定されており、学生たちは「リアルモノづくりの声」を聞くことができます。このセミナーは、実際の製造業からの生の声を通じて、学生にとってのキャリア形成やモノづくりの魅力を再認識させるための貴重な時間となるでしょう。

アカデミックシアタープロジェクト

近畿大学のアカデミックシアターは、単なる学術拠点ではなく、社会問題を解決するための協働の場でもあります。ここでは、リベラルアーツ型の図書スペース、モノづくりの拠点「THE GARAGE」、プロジェクト活動を行う部屋「ACT」などが連携し、相互に支え合っています。在学する学生たちは、毎年公募されるプロジェクトに参加し、地域とのつながりを深めながら新たな価値を創出しています。2025年度には11件の学生プロジェクト、20件の教職員プロジェクト、そして2件の企業プロジェクトが採択されています。