劇団ミュ、話題のミュージカルを再演
ミュージカル界で注目を集める【劇団ミュ】が、オリジナル作品『Liebe シューマンの愛したひと』の再演を発表しました。この作品は、2026年1月22日から2月1日まで、東京都渋谷区の恵比寿・エコー劇場で全22公演行われます。
幻想的な演出と評価の高い作品
このミュージカルは、旗揚げ公演としても知られ、特にマイクやスピーカーを使用しないという革新的な演出が話題となりました。劇作家が手掛ける力強い物語が展開され、多くの観客を感動させるとともに、批評家からも高い評価を受けました。2024年には、Musical Awards TOKYOの〈作品賞(500席以下部門)〉にノミネートされ、その名は“劇団ミュの伝説的デビュー作”として息づいています。
再演の際には、生の声と生楽器に加えてバイオリンも使用される予定で、より深い臨場感を追求した美しい愛の物語が展開されます。この作品は、日本製のオリジナルミュージカルの傑作として自信を持っておすすめできるものです。
魅力的なキャストたち
再演のキャストは、主にWキャスト制で構成され、豪華な出演者が揃いました。主人公クララ役には、歌唱力で知られる青野紗穂と、表現力豊かな希水しおがそれぞれ配役されます。彼女たちが舞台上でどのようにクララの情熱や苦悩を表現するのかが期待されます。
また、クララの夫ロベルト・シューマン役には、伊勢大貴と榊原徹士の二人が挑むなど、各役どころには実力派の俳優が集まりました。シューマンの弟子として物語を彩るヨハネス・ブラームス役には、長谷川開と磯野大がそれぞれ演じ、さらにクララを支える脇役たちも多彩なメンバーが揃います。
全体のビジョンを担うスタッフも豪華です。脚本や演出を手掛ける岡本貴也氏、音楽の鎌田雅人氏、振り付けの富田彩氏が参加し、素晴らしい舞台を作り上げること間違いなしです。
ストーリーについて
19世紀のドイツを舞台に描かれるこの物語では、クララが厳格な父の元、才能を伸ばしていく姿が描かれます。しかし、彼女は父の弟子であるシューマンと恋に落ち、父が二人の結婚に反対することで繰り広げられる激しい葛藤が中心となります。史実を基にしたこの深い物語が、観客に感動と共鳴をもたらすことでしょう。
チケット情報と販売について
チケットは、2025年12月6日(土)から一般販売が開始される予定です。また、プレイガイド先行受付も用意されています。チケットの購入はカンフェティで行えるため、公式サイトやSNSから最新の情報をチェックすることをおすすめします。
この冬、ぜひ劇団ミュの再演を体験し、19世紀の音楽と愛の物語に身を委ねてはいかがでしょうか。詳しい情報は公式HPやSNSをご覧ください。