地方公共団体と民間企業の連携促進に向けたサウンディングの実施
地方公共団体と民間企業の連携促進に向けたサウンディングの実施
国土交通省は、官民連携事業を推進する地方公共団体の支援を目的に、新たな取り組みとして地域別サウンディングを開催します。このサウンディングは、地方公共団体と民間企業との間で直接意見交換を行い、具体的な事業提案を促進することを目指しています。
この取り組みは、令和6年(2024年)11月に実施予定で、全国を三つのブロックに分けて行われます。具体的には、11月1日に北海道、東北、関東ブロック、11月8日に北陸、中部、近畿ブロック、そして11月15日に中国、四国、九州・沖縄ブロックといった日程で計画されています。旨は、地域におけるPPP(公民連携)やPFI(民間資金活用事業)の導入を促進し、企業が参加しやすい環境を整えることです。
参加申し込みの流れ
サウンディングには、地方公共団体が希望する案件の募集を、令和6年8月21日から9月13日までの期間に行います。参加希望の団体は、専用の案件登録フォームから登録を行う必要があります。この際、所属するブロックでのサウンディングに申し込むことが求められます。
また、サウンディングに参画する民間事業者の募集は、案件が決定した後に正式に案内される予定です。これにより、企業からの実際の意見を反映し、新たな創造的な事業提案を得ることができます。
今年度の地方ブロックプラットフォーム
国土交通省では、地域ごとにPPP/PFIに関する情報やノウハウを共有するため、官民連携のプラットフォームを設け、年間を通じた様々な企画を展開しています。これにより、多くの地方公共団体が情報を持ち寄り、より効果的な連携を図ることが可能となります。
このサウンディングは、地方の活性化や産業発展に寄与するだけでなく、民間企業にとっても新しいビジネスチャンスを提供する貴重な機会です。国内のさまざまな地域が一体となって、官民で力を合わせることで、持続可能な社会の実現へ向けた一歩を踏み出すことが期待されています。
ぜひ、多くの地方公共団体からの積極的な応募をお待ちしています。詳細情報は、国土交通省の公式ウェブサイトで確認できるため、みなさまの参加をお待ちしております。