SORAMICHIとDearOne社が提携、マーケティングを進化させる
株式会社SORAMICHIが、株式会社NTTドコモの新規事業型子会社であるDearOne社とパートナーシップ契約を締結しました。この提携により、SORAMICHIはDearOneが提供する先進的なマーケティングテクノロジーツールを活用し、顧客データを基にしたグロースマーケティングの実行を支援します。
収集したデータの価値を最大化
SORAMICHIは、企業のデジタルマーケティング戦略の設計から施策の実施まで、トータルサポートを提供することになります。具体的には、DearOneのMarTechツールであるHightouchを使用し、データの一元管理やその活用を促進。これにより、企業はマーケティング活動をより効率的に行えるようになります。
Hightouchは、その特徴的な「リバースETL」機能や「コンポーザブルCDP」として知られる高機能プラットフォームを持ち、既存のデータウェアハウス(DWH)のデータを広告やCRMツールへ連携させます。この手法により、コストの最適化やパフォーマンス向上、セキュリティ強化が実現されるのです。
また、Hightouchのシンプルなユーザーインターフェースは、誰でも簡単にデータを扱えるため、ユーザーはDWHの情報から直感的に必要なデータを引き出し、マーケティングに活かせるのです。
提携企業の紹介
DearOne社の特徴として、アプリ機能の豊富さや、公式アプリを簡単に開発できる「ModuleApps2.0」や、流通小売向けの広告配信プラットフォーム「ARUTANA」などを提供しています。これにより、企業や自治体は、必要な機能を迅速に組み込むことができ、アプリの開発をスムーズに行うことが可能です。
さらに、DearOne社は米国のユーザー行動分析ツール「Amplitude」の総合代理店としても知られ、CDPやアナリティクス、カスタマーエンゲージメントに関するマーケティングツールを取り扱っています。このような実績は、SORAMICHIとの提携によってさらなるシナジー効果を生むことでしょう。
SORAMICHIの成り立ち
一方、株式会社SORAMICHIは、企業変革をサポートするDXコンサルティングの専門集団です。豊富なコンサルティング経験を生かし、ターゲットに応じた最適なソリューションを提供してきました。200名以上の専門家が集まるこの企業は、DX事業を通じて、様々な業界のクライアントにデジタルマーケティングの力を引き出すことに注力しています。
結果としての期待
この新たなパートナーシップは、両社にとって非常に戦略的なものであり、デジタルマーケティング分野における競争力を高めることが期待されています。顧客データを効果的に活用することで、企業は消費者とのエンゲージメントを深め、よりパーソナライズされた体験を提供できるようになります。また、複数の業界の知見と専門性を組み合わせることで、マーケティングの新しい形が生まれることにも注目です。
今後も、SORAMICHIとDearOne社の動向に注目が集まる中、これらの取り組みがどのような成果を生んでいくのか期待していきたいと思います。