アスエネの新展開
2025-09-22 16:20:45

アスエネ、JICTとの連携を強化し米国NZero支援を本格化

アスエネ、JICTとの共同出資体制発足



アスエネ株式会社は2023年、株式会社海外通信・放送・郵便事業支援機構(JICT)との共同出資による新たなビジネス展開を発表しました。これは、アスエネが未踏の地である米国クライメートテック市場において、競争力を高める鍵となる戦略的な動きです。

この共同出資によりアスエネは、NZero社に対する49%の株式をJICTに譲渡し、両社のコラボレーションが公式にスタートしました。これにより、NZeroの成長をしっかりサポートし、脱炭素とクライメートテック分野におけるスタートアップが国際的に事業を展開できるよう後押しする体制が整いました。

脱炭素分野への挑戦



アスエネは、温室効果ガス排出量の可視化やAIを用いたエネルギーマネジメントに注力するNZeroを2025年にはグループに迎え入れる見込みです。この取り組みは、企業の持続的成長を促進し、環境に配慮した技術の普及を進めることを目指しています。今後、アスエネとJICTは、その持ち味を活かしてNZeroの成長支援に力を入れるでしょう。

両社は、NZeroのサポートを通じて、脱炭素を目指す企業やスタートアップが国際市場で活躍できる基盤を構築します。特に米国市場での展開は重要視されており、今後の可能性には大いに期待が寄せられています。

JICTについて



JICTは、日本企業の海外展開を支援するために設立された官民ファンドです。特に情報通信技術分野での海外市場における情報通信インフラの構築に貢献しています。総務省の管轄のもと、高度な技術を有する企業へのリスクマネーを供給しているため、スタートアップにとっても依存可能な存在です。

これに加えて、専門人材による実践的な支援も行っており、企業が国際的に成長する手助けをしています。JICTとの連携は、アスエネにとっても大変有益な資産となるでしょう。

アスエネの事業展開



アスエネは、CO2排出量の見える化、削減、報告を実施するクラウドサービス「ASUENE」や、ESG評価サービス「ASUENE ESG」に加え、脱炭素化市場での成功を目指しています。また、アスエネヴェリタスを介して第三者認証を提供することで、企業向けに信頼性を担保しています。

米国、シンガポール、タイ、英国、フィリピンなど多地域に拠点を持つアスエネは、国際的な市場でも影響力を高めていく計画です。このような新たなビジネスモデルの創出により、彼らは持続可能な社会の実現に向けた活動を加速していくでしょう。

今後、アスエネとJICTの協力関係は、脱炭素分野のスタートアップがより活動しやすい環境を築いていくことになります。新しい挑戦が生まれることで、国際的な協力関係も深化し、持続可能な発展を実現するための重要な一歩となるでしょう。

ページをめくる中で、アスエネの今後の動きに注目が集まることは間違いありません。


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会社情報

会社名
アスエネ株式会社
住所
東京都港区虎ノ門1-10-5KDX虎ノ門一丁目ビル WeWork 4階
電話番号

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