パーソルグループ、booost technologiesとサステナビリティ分野で提携

パーソルグループとbooost technologiesが資本業務提携を発表

パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社は、このたびbooost technologies株式会社と資本業務提携を結びました。この提携の目的は、両社の強みを活かし、サステナビリティトランスフォーメーション(SX)分野における新たなシナジーを創出することです。

企業のサステナビリティへの取り組み

近年、企業の経営において脱炭素やサステナビリティは欠かせないテーマとなっています。特に、顧客や投資家からの要請が高まり、企業はこれらの基準に応じた情報開示や管理が求められるようになっています。これに対し、パーソルビジネスプロセスデザインは、豊富な経験を活かし、企業のSXを加速させるサポートを行っています。

一方で、booost technologiesも「次世代に誇れる未来を創造するTechnologyパートナー」として、サステナビリティ経営を支援するプラットフォーム「booost Sustainability Cloud」を提供しています。このプラットフォームは、企業が必要とする様々なESGデータを視覚化し、意思決定をサポートする機能を備えています。

提携の具体的な内容

今回の提携により、両社は次のような施策を実施していく予定です。

1. サステナビリティ情報開示義務化への対応
booost technologiesのプラットフォームを活用することで、企業が求められるサステナビリティ情報の収集や分析、開示を効率的に行えるようになります。パーソルビジネスプロセスデザインは、ここで培ってきたエネルギー分野の専門知識を基に、企業に包括的なサポートを提供します。

2. GX・SX人材の育成
知財活用や人事交流により、GXやSXに関連する人材の創出を目指します。これにより、SSG経営の推進に必要な技術開発が加速されることが期待されます。

3. サービスの進化
両社の技術とノウハウを結集し、お客様のGX・SXに関する課題を一つのプラットフォームで解決するという新しいサービスの形を模索しています。

企業背景と社会的意義

脱炭素経営に向けた取り組みは、世界的なトレンドとなりつつあります。2027年から始まる有価証券報告書におけるサステナビリティ情報の開示義務化など、日本でも必要性が求められるようになってきています。これは、企業価値を高め、持続可能な社会を実現するために必要不可欠な対策です。

パーソルビジネスプロセスデザインとbooost technologiesが手を結ぶことで、こうした社会的背景に応える新たなソリューションが生まれることでしょう。この提携がもたらす次なるステージに、私たちの期待が高まります。