バーバリーとV&Aが手を結ぶ
バーバリーが、サウスケンジントンに位置するヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)とのパートナーシップを発表しました。この提携は、複数年にわたる行動計画の一部であり、美しいファッションギャラリーの改装を含んでいます。新生「バーバリー・ギャラリー」は2027年の春にリニューアルオープンする予定です。
V&A博物館についての詳細
V&A博物館は、英国の文化と芸術の宝庫であり、長年にわたって多様なコレクションを展示しています。この博物館は、訪れる人々にインスピレーションを与え、豊かな歴史を感じさせてくれる場所として知られています。5月に一時閉館したファッションギャラリーは、来館者がより参加型で、革新的な方法でコレクションを体験できるように再設計されるそうです。
バーバリーのCEOであるジョシュア・シュルマン氏は、この提携を英国の芸術文化における画期的な出来事と位置付けています。彼は、伝統と革新を結びつけるこのパートナーシップの価値を強調し、両者の共同作業によってファッションの歴史が称えられることを期待しています。
新しい体験の場
「バーバリー・ギャラリー」のオープンに合わせて、多様なアクティビティプログラムが用意される予定です。これにより、訪問者はオンライン、オフラインを問わず、ファッション教育にアクセスできる環境が整います。特に、専門的な知識を広めるためのプログラムが充実することで、多くの人々がファッションの魅力に触れることができるでしょう。
知識と文化をつなぐ
V&Aは過去に、「Fashioned from Nature」や「Fashioning Masculinities」などの展覧会でバーバリーのアイテムを展示してきました。そして、再オープン後には5世紀にわたるファッションのコレクションを展覧し、訪問者に新たな感動を提供することが期待されています。
ファッションの未来を担うパートナーシップ
バーバリーは、ロンドンのアートシーンでも重要な役割を果たしており、テート・ブリテンやナショナル・シアターとのコラボレーションを通じて、最新のコレクションやイベントを発表しています。こうした取り組みを通じて、バーバリーは国内外の芸術文化の支援に努めています。
V&Aのディレクターであるトリストラム・ハント氏も、このパートナーシップの意義を強調しています。彼は、バーバリーとV&Aが共創することで、英国ファッションの未来を魅力的に、そして次世代のクリエイターへのインスピレーションを与え続けることができると確信しています。
まとめ
バーバリーとV&Aが手を組むことで、ファッションを愛する人々に新たな体験の場が提供されることになります。2027年の春、どのような新しい「バーバリー・ギャラリー」が誕生するのか、期待が高まります。再オープンまでの期間、V&Aのファッションコレクションは2025年にオープンするV&Aイースト・ストアハウスや、オンラインでもアクセス可能です。
お問い合わせは、
バーバリー・ジャパンまで。