無人鍵受け渡しシステム
2024-10-01 12:45:52

無人鍵受け渡しシステム「KEY STATION」が関東で導入!

無人鍵受け渡しの新しい形「KEY STATION」



東京、浅草南の「Weave Place - Asakusa South」に、無人鍵受け渡し管理システム「KEY STATION」が導入されました。この取り組みは、利便性と安全性を兼ね備えた新しいサービスとして注目を集めています。鍵管理を効率化するこのシステムの背後にあるKeeyls株式会社とWeave Living Japan株式会社の取り組みについて詳しく見ていきます。

「Weave Place - Asakusa South」とは?



「Weave Place - Asakusa South」は、アジア太平洋地域で展開されるスタイリッシュな家具付き賃貸住宅を提供するWeave Living Japanが手掛ける物件の一つです。本物件は、東京都内で9ヵ所目となる賃貸施設で、家具付き住宅と家具なし住宅を含む全39戸を提供しています。多言語対応のウェブサイトを通じた予約や内覧が可能であり、賃貸条件も柔軟です。

物件の魅力は、透過性の高い賃貸プランや初期費用が不要な点です。また、家具なし住戸ではオンライン内見もできるため、幅広いニーズに応えています。これは、単に住まいを提供するだけでなく、住む人々に快適さと安心を提供することを目指した企業の姿勢を象徴しています。

KEY STATIONの特徴



「KEY STATION」は、物理的な鍵とデジタル鍵の管理、予約、本人確認を統合したサービスです。無人での受け渡しが可能で、利用履歴もリアルタイムで記録されます。これにより、「誰が」「いつ」「どこで」鍵を受け取ったのかを細かく把握することができます。

2017年に多数の施設で利用が開始されて以来、毎月5万回以上の鍵の受け渡しが行われており、今や家庭から商業施設まで、幅広い場面で活用されています。特に家族間やハウスキーパー、さらには不動産の物件内見など、様々なシーンに対応することで、利用者の生活を便利にしています。

導入の背景と期待



Weave Living Japanの福井哲之アセットマネジメントヴァイスプレジデントは、物件管理における鍵の受け渡し業務の非効率性を改善するために「KEY STATION」の導入に至りました。特に、週末や営業時間外に安全に鍵を受け渡すことが大きな課題であったと話します。そして、利用者の多様性に応じた安心・安全なシステムの必要性が、導入の大きな理由となっています。

選定時には、スロットタイプとボックスタイプのどちらを採用するかを慎重に検討した結果、スロットタイプが選ばれました。この選択は、物件のスタイリッシュなデザインにマッチし、ブランドイメージを大切にしながら機能性も確保しました。オンラインでパスワードを変更できることにより、現地にいなくてもセキュリティを強化できる点も好評です。

今後の展開としては、新たな運用方法の構築やボックスタイプの導入も視野に入れ、さらなる効率性向上を目指しています。「KEY STATION」が物件管理の考え方を進化させ、入居者にとって安全で使いやすい環境を提供する一助になると考えているとのことです。

企業情報



Weave Living Japan株式会社


  • - 代表者:野口大助
  • - 所在地:東京都千代田区大手町2丁目6-4 常盤橋タワー8階
  • - 設立:2023年4月
  • - 事業内容:賃貸宿泊施設の所有及び運営
  • - 公式サイト:Weave Living

Keeyls株式会社


  • - 代表者:大貫功二
  • - 所在地:東京都港区新橋2-16-1 ニュー新橋ビル9階
  • - 設立:2015年4月
  • - 事業内容:KEY STATION事業、DXアセットマネジメント事業
  • - 公式サイト:Keeyls

このように、無人の鍵受け渡しシステム「KEY STATION」は、今後の賃貸市場における鍵管理のスタンダードとなる可能性を秘めています。


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会社情報

会社名
Keeyls株式会社
住所
東京都渋谷区渋谷1-7-5青山セブンハイツ205
電話番号
03-6451-1524

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