奄美大島に新たなビジネス交流拠点「Living AMAMI」が誕生

奄美大島の新しいサードプレイス「Living AMAMI」誕生

奄美大島の魅力を活かしたライフ＆ワークスペース「Living AMAMI」が、2023年10月27日にオープンします。このスペースは、「Co-Working, Co-Studying, Co-Doing」（共に働き、共に学び、共に動く）をコンセプトに掲げ、多様な人々が集まり、長期的なネットワークを構築できる場を提供します。

「Living AMAMI」ではコワーキングスペースや自習室の機能に加えて、様々なイベントやポップアップショップなどを通じたスモールビジネスの実践を促進していきます。ここは、奄美大島に関わる多くの方々にとって「こんな場所があったらいいな」という思いを具体化した拠点です。

「Living AMAMI」の特徴

この新しいスペースは、奄美大島最大の繁華街「屋仁川通り」から徒歩8分という便利なロケーションに位置しています。施設には常駐のコミュニティマネージャーがいて、利用者は24時間365日、自由にスペースを利用することが可能です。また、オンラインの活用により、島外との繋がりも強化される予定です。2023年11月には、オンラインコミュニティも立ち上げる計画があります。

「Living AMAMI」は、共通の目的で集まった仲間たちが長期的な関係を築く場を提供し、人材発掘や地域経済の発展を目指しています。利用者同士の交流を促進し、島に住む人、島を愛する人、そして訪れる人たちにとって、心地よい仲間や新たな出会いが待っている場所となることが期待されています。

オープンの背景

「Living AMAMI」を運営する合同会社KAZAMIは、奄美大島に移住した2名のメンバーによって設立されました。彼らはコロナ禍におけるリモートワークの広がりを受けて、自宅や職場以外の「サードプレイス」を求める人々のニーズの高まりに気づきました。この背景には、奄美大島に帰ってきたUターンやIターンの人たちからのサードプレイスへの需要が増していることがあります。しかし、実際のところは、そうした場所が不足しており、利便性が課題となっていました。

KAZAMIは、この問題を解決するために「Living AMAMI」を立ち上げ、長期的な交流の場を提供することで、島の人々や島を思うすべての人々に安らぎや新しい挑戦の機会を提供することを目指しています。

代表者のメッセージ

「Living AMAMI」の代表でプロデューサーを務める矢吹飛鳥さんは次のように語ります。「面白い人が集まるところには、自然と面白い人が集まります。私自身、奄美大島で出会った人たちにまた会いたくて移住してきました。この場所はビジネスパーソンだけではなく、学生やお年寄り、旅の途中の方にも気軽に立ち寄っていただけるような場所でありたいと思っています。この地で、新しい挑戦が生まれることがとても楽しみです。」

また、コミュニティマネージャーの菅野審也さんも、「Living AMAMI」は私たちの『あったらいいな』の想いから生まれた場所です。様々な方に活用してもらい、新しい出会いやコラボレーションに期待しています」と語ります。