小峰無線電機が参加するSPEXA展示会
神奈川県川崎市に本社を置く小峰無線電機株式会社は、2025年7月30日から8月1日まで東京ビッグサイトで行われる「第2回SPEXA(国際宇宙ビジネス展)」に出展することを発表しました。この展示会では、同社が誇る高精度GNSSアンテナ「QZシリーズ」をお披露目します。
QZシリーズの特徴
小峰無線電機のQZシリーズは、国内生産を基本にし、マルチパス対策が施されたアンテナです。この設計により、従来のグランドプレーンを必要とせず、周囲からの影響を軽減することが可能です。また、軽量で小型のため、様々な現場での利用に適しています。
さらに、LTE帯域(1.5GHz帯)周辺のノイズキャンセリング機能も備えており、日本の電波利用状況に合った設計がなされています。そのため、非常に高精度な測位を実現することが出来ます。
ラインナップには、筐体の違いによってa type、f type、g typeの3つがあります。これらは、L1信号に対応し、さらにはL6信号を含む4周波対応となっており、ユーザーのニーズに合わせて選択可能です。
L6信号とその可能性
L6信号は、日本のGNSS衛星「みちびき(QZSS)」が発信しているセンチメートル級測位補強情報です。この信号を受信することで、数センチメートルの誤差での高精度な測位が可能となります。2026年には、現在の4機体制から7機体制に移行することが予定されており、運用の本格化が期待されています。
特に、測量や情報化施工、IT農業などの分野において、高精度の測位技術が今後ますます求められることとなります。これにより、建設機械や農機の操作精度が向上し、効率的な作業が実現できるでしょう。
SPEXAの詳細
「第2回SPEXA(国際宇宙ビジネス展)」の開催概要は以下の通りです。
- - 会期:2025年7月30日(水)~8月1日(金)10:00~17:00
- - 会場:東京ビッグサイト 南展示棟
- - 小間番号:S8-29
この機会に、ぜひ小峰無線電機のブースにもお立ち寄りいただき、高精度GNSSアンテナ「QZシリーズ」の革新技術をご体感ください。
会社概要
- - 会社名:小峰無線電機株式会社
- - 所在地:神奈川県川崎市高津区溝口3-8-7 第一鈴勝ビル5階
- - 代表者:代表取締役社長 加藤 健太
- - 設立年:1967年
- - URL:kominemusen.co.jp
- - 事業内容:アンテナ事業、高周波関連事業、ケーブルアセンブリ事業
この展示会を通じて、宇宙ビジネスの未来に向けた小峰無線電機の挑戦をぜひ目の当たりにしてください。