無観客でも楽しむ！福岡市のプロ野球観戦イベント「応援席」

新型コロナウイルスの影響を受け、多くのスポーツイベントが中止や延期を余儀なくされている今。特にプロスポーツにおいては、無観客試合が続いている現状です。その中でも、福岡市では新しい観戦スタイルとして「応援席」という試みが始まります。

「応援席」の概要

「応援席」とは、プロ野球の無観客試合を盛り上げるために設けられたデジタル空間で、地域の飲食店と連携し、特別なテイクアウトメニューを提供しながら観戦するイベントです。これにより地元飲食店の活性化を目指すとともに、参加者同士がつながり、趣味を共有できる場を提供します。

福岡市での試験的な取り組み

6月19日から、福岡ソフトバンクホークスと千葉ロッテマリーンズの試合を対象に、この「応援席」の取り組みが福岡市でスタートします。最初は150席限定で、地域の飲食店が提供するテイクアウトメニューを楽しみながら、Zoomを通じて試合を観戦します。

参加者は、応援するチームに合わせた飲食店の中から好きなメニューを選び、家庭での観戦を充実させることができます。例えば、居酒屋の「よだれ屋」では「鳥づくしBOX」といった特別メニューが用意されています。また、おしゃれなカフェ「NOOICE」ではスフレパンケーキとともにホークスカラーのドリンクも提供されます。

地元飲食店とのコラボ

この取り組みの大きなテーマは、地元飲食店の支援です。コロナの影響で多くの飲食店が苦境に立たされているため、選ばれた飲食店はこの「応援席」の一環としてテイクアウトメニューを提供し、参加者に地域の味を楽しんでもらいます。名店の特徴を活かしたメニューの数々が、スポーツ観戦をより特別なものにしてくれるでしょう。

ソーシャル・ビューイングで新たな体験を

参加者はオンラインでつながり、試合を観戦しながら友人や知らない人ともコミュニケーションが取れるため、新しい観戦体験が生まれます。共に応援し、歓喜を分かち合う楽しみを提供します。また、イベント中には参加者を盛り上げるコンテンツも用意されているとのこと。この新たな形の観戦イベントは、プロ野球の魅力を再発見する機会となるでしょう。

今後の展望

「応援席」をきっかけに、他のスポーツやジャンルにも展開する計画があります。ファンの皆さんや地域の飲食店との連携を深めていくことで、さらなる盛り上がりを期待しています。今後も新しい挑戦を続けていく予定ので、多くの参加者を迎え入れ、地域の活性化にも貢献していきたいと考えています。

皆さんも、この新しい形のプロ野球観戦イベント「応援席」に参加して、共に盛り上がりましょう！