メカトロニクスの基礎知識が公開!
【株式会社イプロス】が運営する情報検索サイト「イプロスものづくり」は、皆さんにも馴染みのある「メカトロニクス」についての基礎知識をまとめた資料の第1章を公開しました。ロボット産業やAI、IoTなどの先進技術が進化を遂げる中、メカトロニクスの重要性はますます増しています。この資料では、メカトロニクスの定義や変遷、身近に存在するメカトロニクスの例を紹介します。
メカトロニクスとは?
メカトロニクスは、機械工学や電気・電子工学、さらに情報工学や制御工学を統合して、特定の動作を自動的に実現する技術を指します。言葉の発祥は1960年代後半にさかのぼり、その後、製造業界における自動化に重要な役割を果たしてきました。この技術は、複数の分野の知識を融合させ、様々な製品を創出するための基础となっています。
身近なメカトロニクスの例
私たちの日常生活には、自動車や家電、さらにはロボットにもメカトロニクスが組み込まれています。例えば、自動車のエンジンを電気モーターに置き換えた電気自動車は、メカトロニクスの発展によって実現された一例です。このように、メカトロニクスは新しい技術の基礎を築き、社会に革命をもたらしています。
メカトロニクスの変遷
メカトロニクスは時代の変化と共に進化を遂げてきました。以下に、主なメカトロニクス技術の発展を振り返ります:
- - 第1次メカトロ革命(1960年代頃):労働作業を自動化するFA化に注力し、少品種の大量生産を実現しました。
- - 第2次メカトロ革命(1980年代頃):多品種の少量生産を可能にしました。
- - 第3次メカトロ革命(2000年代頃):低コストかつ高機能な製品の開発に取り組みました。
- - 第4次メカトロ技術(近年):IoTやAIの登場により、より付加価値の高い製品が求められる時代へと移行しています。
今後も、メカトロニクス技術は進化を続け、複雑な製品設計や高機能な製品開発が求められることでしょう。
私たちの生活を便利にし、様々な分野で役立つメカトロニクスの知識を深めることで、未来の技術革新に貢献することができます。次回の情報提供では、さらに詳細な技術や製品の構成要素について解説する予定です。
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