株式会社アズ、国東新工場を設立しアンダーウェア生産を強化

株式会社アズ、国東新工場設立の背景と特徴

株式会社アズは、国内におけるアンダーウェア生産を強化するため、大分県の国見工場と国東工場を統合し、新たに国東新工場を設立しました。この取り組みは、昭和43年から続いているベテランの工場での経験を基に、より効率的かつ持続可能な生産体制を構築する狙いがあります。

新工場の設立とSDGsへの配慮

国東新工場では、生産効率を最大化する一方で、製品の品質向上にも努めています。また、環境保護の観点から、SDGs（持続可能な開発目標）に配慮した施設と体制作りが進められており、具体的にはソーラーパネルを導入し、自家発電を実現しています。これにより、CO2の排出量削減を推し進めるとともに、再生可能エネルギーを積極的に利用しています。

従業員の健康管理と雇用改善

新しい工場では、従業員の健康促進が重視されています。安全な作業環境を整え、公正な雇用形態を実現するために、具体的な施策を展開しています。このような取り組みは、従業員だけでなく、地域社会全体に対する責任感を示すことにもつながります。約80名の従業員が在籍し、その中にはベトナム人の実習生も含まれています。

生産能力と技術

国東新工場では、年間およそ80万枚から85万枚のアンダーウェアを生産することができます。生産ラインは8つあり、最新の裁断・縫製・仕上加工技術を導入しています。特に、ミシンの種類が多岐に渡り、効率的な作業が行えるようになっています。また、太陽光発電設備も整備されており、462枚のパネルで150.15kWの発電能力を持っています。

地域への貢献

国東新工場の稼働開始によって、地域経済への貢献も期待されています。安心・安全なアンダーウェアを提供することで、消費者や取引先との信頼関係を築き、地域社会と共に歩んでいく方針です。株式会社アズは、世界的に困難な状況が続いている今だからこそ未来を見据え、さらなるチャレンジを続けていく姿勢を貫いています。