キルギス・セミナー開催
2025-10-14 11:22:39
キルギス共和国が日本初の観光セミナーを大阪で開催し大注目
キルギス共和国が日本で観光セミナーを実施
2025年9月30日、キルギス共和国経済商務省観光局は大阪にて、日本国内で初のキルギス・デスティネーションセミナーを開催しました。このイベントは、キルギス共和国のサディル・ジャパロフ大統領が2023年11月に日本を公式訪問した際の合意に基づくもので、旅行会社やメディア関係者を対象に行われました。
このセミナーでは、参加者が大阪・関西万博を視察し、キルギスを訪れる日本人観光客を増やすための新たな観光商品を開発することが目指されています。また、キルギスの魅力を効果的に伝えるための取り組みも強調されました。特に重要な点は、キルギスが持つ豊かな観光資源に対する関心が高まっていることです。
セミナー冒頭では、キルギス共和国経済商務省観光局のサステイナブル開発・国際協力部チーフスペシャリスト、アイスルー・アバキロワ氏が挨拶し、ツーリズムEXPOジャパン2025で日本旅行業協会(JATA)との観光分野に関する相互協力覚書が締結されたことを報告しました。これにより、両国の観光業界の関係強化と観光を通じた交流が一層深まることが期待されています。
同席した日本旅行業協会の原優二副会長は、今年6月に行われたFAMツアーを通じて、キルギスの観光プランがさらに盛り上がる可能性を語りました。特に、アクセスの便利さが向上したことで、ビシュケクを訪れる観光客が増えることが見込まれます。
キルギス観光開発支援基金のチーフスペシャリスト、アイザン・アマンゲルディエヴァ氏は、キルギスの観光地としての魅力を具体的に紹介しました。シルクロードに位置するキルギスの名所であるイシククル湖や、大自然に囲まれた天山山脈、豊かな遊牧文化、手工芸品、料理、ショッピングなどがその内容でした。
特に、遊牧民文化の象徴的なフェルト手工芸品が日本人にも人気があり、特におしゃれな商品が多いことが際立ちました。また、首都ビシュケクでのショッピングの楽しさについても触れられました。さらに、キルギスの伝統競技である「コクボル」の大会が2026年に開催予定であることも紹介され、参加者の興味を引きました。
セミナー会場では、キルギスの伝統料理「ボルソック」が提供され、参加者から好評を博しました。この料理に使用されたハチミツは、アリエンタコーポレーションによるキルギス産のものです。味覚を通じてキルギスの魅力を体感できる貴重な機会となりました。
キルギスは中央アジアにおいて、「中央アジアのアルプス」と評される美しい自然環境を誇る国です。安定した治安と温かい人々に囲まれたこの国は、観光地としてますます注目されています。一方で、シルクロードに絡んだツアーや伝統文化、遊牧民文化の体験ができる新たなデスティネーションとしての期待が高まっており、今後のキルギスツアーの造成や販売が待たれています。キルギス共和国は、日本人観光客にとって非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
会社情報
- 会社名
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キルギス共和国経済商務省観光局
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