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バングラデシュでの国際シンポジウム2025

2025年11月1日と2日の2日間、バングラデシュのダッカにて「国際シンポジウム2025」が開催されました。このシンポジウムは、公益財団法人本田財団とバングラデシュの非営利組織「グラミン・コミュニケーションズ」の共催によって実現しました。

シンポジウムの背景

今回のシンポジウムは、2019年にカンボジアでの開催以来、6年ぶりとなる重要な機会です。テーマは「エコテクノロジーを通じた持続可能な社会の構築」。日本とバングラデシュの両国に共通の社会課題である「医療」と「交通」に焦点を当て、約200人の専門家、若手研究者そして学生が集まりました。

開会挨拶と基調講演

初日には、公益財団法人本田財団の理事長、石田寛人氏が開会挨拶を行い、在バングラデシュ日本大使館から髙橋直樹公使が来賓スピーチを行いました。また、ニューヨーク・ロンドンといった舞台で活躍するノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス氏からのビデオメッセージも流れ、シンポジウムの重要性を一層引き立てました。

パネルディスカッション

1日目のセッション

1日目は、「医療」と「交通」をテーマとしたパネルディスカッションが行われました。

• - 医療分野の登壇者：

- 野原康伸（熊本大学）、秋山弘子（東京大学）、サイードゥル・ラーマン（バングラデシュ保健省）、ニザム・アハメド（Gavi)などが参加しました。

• - 交通分野の登壇者：

- 嶂南達貴（scheme verge）、神尾寿（株式会社イマーゴ）、シャムスル・フク（バングラデシュ工科大学）など、多岐にわたる専門家が集結し、議論が交わされました。

議論は活発で、参加者各自の地域社会における取り組みや成功事例が紹介され、今後の視点が明確にされる場ともなりました。

2日目の内容

2日目には、1日目に引き続き「医療」と「交通」をテーマにしたセッションが行われ、Y-E-S奨励賞の過去受賞者や日本の若手研究者が登壇しました。多言語での討論が行われ、国際的な視点での知見が共有されました。

本田財団の役割

本田財団は、エコテクノロジーに特化した研究と技術の発展を目指す公益法人です。1976年から国際シンポジウムを開催し、国境を越えた学術交流を促進する活動を続けています。今回のシンポジウムもその一環として、持続可能な社会の構築を目指す重要なステップとなっています。

今後の展望

第二回国際シンポジウムの成果は、今後の政策立案や社会課題解決に寄与することが期待されており、エコテクノロジーの発展が加速することに貢献するでしょう。

国際シンポジウム2025の詳細は、本田財団公式ウェブサイトをご覧ください。

関連リンク

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