小学校の旧校舎をリノベーションした新しいグルメ複合施設「神戸北野ノスタ」が、2024年11月8日に開業します。この施設は、観光客にとってアクセスが便利な場所に位置し、神戸市の活用事業者公募を経て生まれたもので、地域の食文化を発信する拠点となります。この度、神姫バスが運行する「神戸周遊路線バス・シティループ」が、神戸北野ノスタに乗り入れることが発表され、観光のさらなる利便性向上が期待されています。
「シティループ」は、平日17便、土日祝日19便が運行され、神戸北野ノスタの発着時刻は11:30から15:40までです。三宮駅からは約8分の距離で、訪れやすさが魅力です。このサービスの開始により、多くの観光客が神戸の新たな名所を訪れるきっかけとなるでしょう。
神戸北野ノスタは広さ648.94坪の施設で、神戸市中央区中山手通に位置します。最寄り駅から徒歩約12分でアクセス可能なこの場所には、さまざまな飲食店や物販店が集まり、地域の美味しさを堪能できる空間となっています。
1階にはスイーツやカフェ、物販のフロアが展開され、「NOSTA CAFE」では100種類以上のスイーツを用意し、オープンテラスの開放的な雰囲気で訪れる人々を迎えます。また、関西初出店となる「LE CHOCOLAT DE H」や、「マリアージュ ドゥ ファリーヌ」のような注目のベーカリーも登場。これらの店舗は神戸の食材をふんだんに使用し、訪れる人々に地元の味を楽しんでもらうことを目指しています。
特に「神戸北野焙煎所」は、焙煎日本一の称号を持つ焙煎士が提供する高品質なコーヒーが楽しめるスポットで、こだわりのかけらも欠かしません。さらには、灘五郷から厳選された日本酒を取り揃えた「SAKE VILLAGE」や、オリジナルスイーツショップもオープン予定で、多彩なセレクションを誇ります。
2階には「Kitano Grill & Bar」があり、神戸牛や地元の食材を使ったメニューが楽しめるレストランです。開放感あるダイニングは、様々なシーンでの利用にも適しており、特別なひとときを提供します。元々小学校の体育館だった空間は、今後レンタルスペースとしても利用される予定で、地域活動やイベントの場として活用されていくことでしょう。
神戸北野ノスタは地域住民や観光客にとって、食文化を通じた新たな交流の場となることを目指しています。旧北野小学校の文化的価値を大切にしながら、新しい魅力を発信するこの施設は、訪れる人々にとって忘れられない体験を提供することでしょう。神戸の食の世界に浸りながら、心温まるひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか。最新情報は公式のInstagramを通じて確認できます。