セールGP新リーグ発表
2021-07-16 21:30:47

セールGPが気候変動に挑む「インパクト・リーグ」を発表

セールGPが新たに発表した「インパクト・リーグ」



2021年にスタートしたセールGPは、持続可能なスポーツエンターテインメントへの新たな挑戦を始めました。

「インパクト・リーグ」とは?



本日、セールGPはその名も「インパクト・リーグ」という新しいリーグを発表しました。この取り組みは、気候変動を緩和し、持続可能な活動をスポーツに組み込むことを目的としたものであり、世界初の試みとなります。

リーグは2021年からのシーズン2における新たな競技基準を設定します。参加する8カ国の各チームが、それぞれの大会期間中に二酸化炭素排出量を削減し、包括性を促進するための活動に基づいてランク付けされます。この取り組みに対して、上位チームには報酬が用意され、スポーツとしてだけでなく目的意識を持ったレースを展開します。

競技基準と取り組み内容



競技は10項目の持続可能性基準に従い行い、それぞれのチームは説明責任を果たさねばなりません。基準は、クリーンエネルギーに寄与する技術の導入、使い捨てプラスチックの廃止、多様性の促進など多岐にわたります。参加する全チームは外部監査を受け、その結果はイベント後にランクに反映されます。シーズンの最後には、サンフランシスコで開催される大規模な決勝戦で、チャンピオンが表彰されます。

グレートブリテン・セールGPチームの見解



オリンピック金メダリストであり、グレートブリテン・セールGPチームの代表であるベン・エインズリー卿は、「インパクト・リーグはセーリングだけでなく、全てのスポーツにとって歴史的な瞬間だ」と語りました。行動を起こすことが今後のスポーツ界での基盤となり、気候変動の脅威を乗り越えるためにはこのような取り組みが重要だと主張しています。

持続可能性と未来へのアプローチ



セールGPにとって、インパクト・リーグを通じて持続可能な活動が体育界に重要な役割を果たすことが期待されます。今年のバミューダやイタリアでのイベントでは、各チームが現時点で大きな進歩を見せています。特に、海面上昇の予測される都市や環境への配慮は、スポーツ界だけでなく、社会全体に影響を与える重要な課題です。

今後のスケジュールと展望



デンマークのオーフスで行われる次回のレースは、8月20日から21日に予定されており、その後もサントロペ、カディス・アンダルシア、シドニーと続きます。最終戦に向けての道のりは、参加チーム全員でより良い未来を築くための航海とも言えるでしょう。

まとめ



「インパクト・リーグ」はセールGPの未来への挑戦を象徴するものであり、持続可能なスポーツ活動における新たな基準を打ち立てるものです。気候変動に立ち向かうこの取り組みは、各チームが一丸となり、環境に配慮した行動をすることで、未来のスポーツ界への影響を再定義することを目指しています。私たちは、このリーグの成果が他のスポーツにも波及して、持続可能な社会の構築につながることを期待しています。

会社情報

会社名
F50-League Japan 合同会社
住所
神奈川県横浜市中区矢口台52−49
電話番号
070-4474-7303

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