約7ヶ月ぶりの来日を果たしたAB6IX、ファンコンサートの感動レポート
韓国のボーイズグループAB6IXが、2023年9月15日に東京・山野ホールでファンコンサート「2024 AB6IX FAN CONCERT 'Find YOU' IN JAPAN」を開催しました。これは、今年2月以来、約7ヶ月ぶりの来日公演であり、ファンとの特別なひとときを過ごすための場となりました。
公演が始まると、客電が落ち、ブラックとカーキのミリタリールックで揃えた4人がスポットライトに照らされると、観客たちから盛大な歓声が上がります。1曲目は「TRAVELER」で、パフォーマンスする彼らも客席の熱気に笑顔で応えます。
続いて 日本語での挨拶があり、「皆さんこんにちは! AB6IXのドンヒョンです!」と自己紹介。そして「今日は日本3rdミニアルバムの収録曲を全てお届けします!」と宣言し、「GRAB ME -Japanese ver.-」へと続きます。会場は次第に彼らの音楽でひとつになっていくのです。
ファンとのふれあいの時間
公演の中では、「皆さんがどこにいても僕たちが探しに行くという意味を込めて」とウジンが語るように、ファンとのコミュニケーションが強調されました。「Find ABNEW」コーナーではAB6IXの活動報告があり、アメリカツアーや音楽番組への参加などの情報がファンに紹介されました。
さらに、自己紹介を交えながら、ウジンがボーリング、デフィは自分のスマホ、ウンは自身について語り、少しでも距離を感じさせない心温まる遊び心がファンとの交流を一層深めていきます。
ドラマチックなパフォーマンス
その後、幻想的な青い照明の中でパフォーマンスされた「Crow」は会場の雰囲気を一変させました。さらに「BLAZE」への流れでは、メンバーの歌やパフォーマンスに会場も一体となって反応し、ABNEWたちのペンライトが激しく揺れます。
特にデフィが作詞した「WHISTLE」では、ウジンのパワフルなラップが会場を圧倒し、熱気は最高潮に達しました。
楽しさ満載のゲームコーナー
コンサートの中盤では、「Find MUSIC」と名付けられたゲームコーナーが設けられ、AB6IXが音楽センスを試すための二つのゲームに挑戦します。「にゃんにゃんカラオケ」や「ブラインドDANCE」など、ファンと共に楽しむ時間が、笑いとともに素晴らしい思い出に彩られていきました。
「次の曲は皆さんが楽しみにしているステージ!」と、ゲームの後は再びパフォーマンスが始まり、会場の熱気は再び沸き上がります。
感動的なラストシーン
本編が進むにつれて、AB6IXのメンバーはファンとの一体感を大切にしながら、「SAVIOR - Japanese ver.-」や「SUCKER - Japanese ver.-」などを披露。終盤では「ILY -Japanese ver.-」で感動的な瞬間を共有しました。
アンコールでは、「CHERRY - Japanese ver.-」のパフォーマンスから始まり、メンバーとABNEWが一緒にいる喜びを表現する素敵なレポートイベントが展開。その後、突如バースデーソングが流れ、ドンヒョンの誕生日をサプライズで祝う場面も。
「歌手がステージで誕生日を祝ってもらうほど意味のあることはない」と感謝の気持ちを伝えた彼は、ファンと一緒に特別な時間を過ごしました。全ての公演が終わると、それぞれのメンバーが感謝の言葉を述べ、「Umbrella」でたった今のひとときを締めくくり、ABNEWたちと手をつないで出演を終えました。
この公演は、AB6IXとABNEWの絆を再確認し、彼らの未来に対する期待感を抱かせるものとなりました。次回の公演が待ち遠しいですね。
ライター:中村萌
カメラマン:高橋あある
写真クレジット:©️ BRANDNEW MUSIC