フラワーカンパニーズの名曲「深夜高速」が絵本化！新たな魅力を発見しよう

フラワーカンパニーズの名曲「深夜高速」が絵本化決定！

音楽とアートの融合が生まれました。フラワーカンパニーズの名曲「深夜高速」が、楽曲の歌詞に焦点を当てた絵本シリーズ『歌詞（うた）の本棚』の第四弾として、2025年7月11日に刊行されます。著者は、バンドのボーカル鈴木圭介、イラストを手掛けるのは人気イラストレーターの丹下京子です。この組み合わせは、音楽を視覚的なものに変換する刺激的な試みとして、多くの人々に迎えられることでしょう。

「深夜高速」は、2004年のライブ会場限定のシングルとして誕生しました。その後、同年9月に正式にリリースされたこの楽曲は、シンプルで緊張感のあるコード進行と、挫折と希望を交錯させる歌詞が特徴です。鈴木のエモーショナルな歌声に、多くの若者たちが共鳴し、口コミで広がりを見せました。特に2009年には人気アーティスト13組がこの曲をカバーしたトリビュート・アルバムが登場し、その影響力を再確認させました。

近年では、CMソングとして俳優がカバーし、その人気はさらに高まっています。2025年の3月には、TBS系の番組『ラヴィット！』にもフラワーカンパニーズが出演し、生演奏を披露するなど、世代を超えて愛され続けています。このように、時代を経ても色あせることのない名曲であることが証明されています。

現在、フラワーカンパニーズは結成36年目を迎え、多くの活動を行っています。特に注目すべきは、9月20日に行われる日本武道館でのライブイベント「フラカンの日本武道館 Part2 ～超・今が旬～」です。この公演は彼らの音楽の集大成とも言えるもので、さらなるファンの獲得が期待されます。

この絵本プロジェクトでは、丹下京子がその独自の視点で「深夜高速」の世界を描き出します。物語の中心には、シンガーを目指す女の子とお笑い芸人を志す男の子。彼らが共に駆け抜ける「深夜高速」の道の先にどんな未来が待っているのか。その情景や感情が、丹下の鮮やかなイラストを通じてどのように表現されるのか、期待が高まります。

さらに、本書の発売を記念して7月13日には、鈴木圭介と丹下京子によるサイン会とトークショーをHMV&BOOKS SHIBUYAにて開催します。このイベントも、彼らの音楽やアートに対する熱い思いを直接聞ける貴重な機会です。