JPYC株式会社、人的資本レポート2024を発表
日本円に連動するステーブルコイン「JPYC」を展開しているJPYC株式会社(東京都千代田区、代表取締役:岡部典孝)が、2024年版の「人的資本レポート」を公開しました。このレポートは、急速に変化するweb3業界において、同社の人材経営の取り組みを網羅的に示しています。
人的資本レポートの重要性
2022年から2023年にかけて、web3およびブロックチェーン業界は驚異的な変動を見せました。上場企業の人的資本に関する情報開示が始まり、企業は自らの状況を透明にすることが求められていますが、未だに不利な情報の開示が行われていないことが多く、形式的な開示に終わってしまうケースも見受けられます。JPYCの今回のレポートは、そんな状況に一石を投じるものです。業界の激変期における全てを開示することで、企業の透明性と信頼性を高めることこそが、現代の人的資本経営において最も重要であるという考えが込められています。
スタートアップとしての人材戦略
報告書では、JPYCの現在の組織と人事戦略に関する詳細も公開しています。ウェルビーイングや最新の人事理論「エフェクチュエーション」に基づいた取り組みが進められており、これらの理論を適用することで、組織としての成長と個々のスキル向上を目指しています。エフェクチュエーションは、成功した起業家の行動様式に焦点を当てた理論で、全社員がこの思考プロセスを取り入れることで、個々の行動の実効性を高めています。JPYCでは研修を通じて、データ分析によって有効性を検証し、新しい働き方を模索しています。
例えば、テキストマイニングなどの先進的な技術を駆使しながら、人材の価値を最大化する取り組みが行われており、これにより企業が持ち得る資源の最適化が実現しています。スタートアップとして、社会の先端でイノベーティブな経営を目指す姿勢が今後も注目されます。
透明性を重視したプラットフォーム戦略
JPYC株式会社は、2021年からこのステーブルコイン事業に参入し、現在では国内市場において99%のシェアを誇る「JPYC Prepaid」を発行しています。そして、2023年11月には三菱UFJ信託銀行およびProgmatとの提携が発表され、信託型のJPYCの発行を予定しています。これにより、JPYCは日本国内での資金移動業および電子決済手段のライセンスを取得し、更なる発展を目指しています。
これからも、JPYCは透明性と低い送金手数料を実現することで、デジタル金融の革新を加速させていくでしょう。ステーブルコインに関する詳細な情報やFAQは公式ウェブサイトで確認できるので、興味がある方はぜひ訪れてみてください。
JPYC公式サイト
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JPYCは今後も、人材の価値を最大限に引き出しつつ、社会に貢献する企業としての展望を掲げ続けます。