経済産業省が博士人材の未来を語る!
2025年5月14日開催の「HRカンファレンス2025-春-」では、経済産業省の川上悟史氏が特別講演を行います。この講演のタイトルは「経済産業省と考える、博士人材活用の現在地と未来」です。労働人口の減少が進む日本において、博士人材の役割がますます重要視されています。特に研究開発力を持つ博士号保持者にとって、このカンファレンスは自身の存在意義を再確認する場となるでしょう。
講演の背景
日本の労働市場は、少子高齢化により急速に変化しています。企業や社会は、労働力の確保や人材の有効活用に迫られています。その中で、博士人材の採用が注目されています。経済産業省は、博士人材を育成し、民間企業での活躍を促す政策を推進しており、最近では、博士号を持つ新たな人材を採用した企業に税の優遇措置を施す動きも見られます。
しかし、現実には企業における博士号保持者の割合は、特に米国と比較して低く、企業研究者の中で劇的に不足しているのが現状です。このような状況を乗り越えるためには、政府と企業、そして大学が連携していくことが求められます。
講演の内容
川上氏は、博士人材が企業においてどのように活用されているか、そして今後どのような展望があるのかについて詳しく語ります。彼の講演は、経済産業省の視点からだけでなく、民間企業の実情や課題についても触れ、参加者が具体的なナレッジを得られる内容になることでしょう。さらに、同じく登壇する株式会社三菱総合研究所の薮本沙織氏も、教育や人材育成の観点からの視点を提供し、より多角的な議論が展開されることが期待されています。
登壇者の紹介
当日の登壇者は以下の通りです。
- - 川上悟史氏(経済産業省 イノベーション・環境局 大学連携推進室室長)
- 経済産業省での長いキャリアを持ち、現在は主に産学連携政策や博士人材の活用に取り組む。
- - 薮本沙織氏(株式会社三菱総合研究所 人材・キャリア事業本部 兼 未来共創グループ 主任研究員)
- 文部科学省などでの経験を活かし、教育行政や職業教育に精通。
- 人材育成や支援事業に10年以上の経験を持ち、HR業界のエキスパート。
この三名が集うことで、単なる情報の提供にとどまらず、実際の事例や課題についても深入りした議論が展開されることでしょう。
今後の展望
博士人材の活躍が期待される中、企業の変革は避けられない道です。参加者は、政府や企業の責任、特に博士人材の採用における重要なキーポイントについて学ぶ良い機会です。ーヒューマンリソースが限られる時代に、博士人材がどのように企業の競争力を高めるのか、また、企業はどのように博士人材を受け入れ、活かしていくのかに焦点を当てた内容が期待されます。HRカンファレンス2025-春-の参加は、これからの人材戦略を考える重要な一歩となるでしょう。
お申込みは
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