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オワリズム弁慶と新たな音楽体験の挑戦

大編成バンド・オワリズム弁慶が、最新のVR技術を駆使して音楽映画を制作するプロジェクトを始動しました。総勢30名以上からなるこのビッグバンドは、エネルギーに満ち溢れたロック・ダンスビートを武器に、ジャンルを問わず多彩な音楽性を見せています。彼らは2009年に東京で結成し、その存在感を日々増しています。

オワリズム弁慶のパフォーマンスは、単なる演奏に留まらず、ダンスや舞台美術、さらにはフードなど、オーディエンスと共に体験を分享する独特の空間づくりにこだわります。結成からこれまで、全ての単独公演はソールドアウトを記録し、フェスやメディア出演、さらには台湾ツアーも果たしてきました。

コロナ禍での活動休止と新たな挑戦

しかし、新型コロナウィルスの影響で、彼らは活動を休止せざるを得なくなりました。約1年以上にわたりライブを行うことができなくなり、オーディエンスとの接点が失われた状況は、彼らにとって大きな痛手です。それでも、彼らは新しい時代の表現を模索し続け、VR音楽映画の制作という新たな試みに着手しました。

VR音楽映画のユニークな試み

今回のプロジェクトは、これまでのライブパフォーマンスとは異なる、新しいスタイルの音楽体験を提供するものです。彼らはVR環境においてライブ空間を構築し、その中で新たな活動の場を自ら創り出すことを目指しています。また、ライブハウスでの立体音響を活かした上映を行うことで、リアルな体験とオーディエンスの結びつきを強化します。

さらに、このプロジェクトには、MCバトルで名を馳せたDOTAMAや、アニメ主題歌で知られるぽおるすみすがゲストとして出演します。彼らはオワリズム弁慶の楽曲にオリジナルのラップパートを加え、共にライブパフォーマンスを行います。ゲストラッパーであるDOTAMAは、「オワリズム弁慶は神輿のような存在だ。音楽で届ける熱量が、私たちに感動を与えてくれる」とコメントしています。

最新技術による制作

制作にはプロフェッショナル向けの360度3Dカメラを使用し、ハイクオリティな映像を実現します。撮影には若い才能が集結し、実写とCGを融合させることで、これまでにない表現にも挑戦します。また、万全の感染対策を施し、安全に配慮して進められています。

今後、オワリズム弁慶はこのプロジェクトを通じて、アフターコロナの世界に新たな希望をもたらす存在となることでしょう。詳細な情報は公式サイトやクラウドファンディングページで随時更新されていきます。彼らの確かな熱量と新しい挑戦から目が離せません。

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