インフォステラとAntarisが衛星運用自動化を実現へと協業
インフォステラとAntarisの業務提携
株式会社インフォステラ(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:倉原直美)は、米国カリフォルニア州ロスアルトスに本社を構えるAntaris, Inc.(共同創業者兼CEO:Tom Barton)と、衛星運用の自動化を目指した業務提携を締結した。この提携により、クラウドベースの地上局サービスとAPIの統合により、衛星ミッションの運用効率が飛躍的に向上することが期待されている。
この協業は、衛星ミッションの計画段階と実際の運用の間のギャップを解消し、実運用に即した高精度なミッションシミュレーションを可能にするとともに、衛星事業者がより迅速にミッションを実行できる環境を創出することを目的としている。
主要な提案内容
統合されたミッションモデリング
Antaris Space Platform上にインフォステラの地上局機能を統合し、衛星事業者が高精度なミッションシミュレーションを行えるようにする。これにより、設計から運用までの過程がスムーズに進行することが期待される。
地上局運用の自動化
動的なパススケジューリングやコンステレーションの自動オーケストレーションを可能にするためのソフトウェア定義型APIを開発。この自動化により、リアルタイムでの衛星コマンド・コントロール(C2)が実現される。
データ取得効率の向上
データ取得におけるレイテンシを最小化し、スループットを最大化するための技術的な連携を進め、重要なミッションデータを迅速かつ信頼性高く提供する。
スケーラブルなソリューション
コンステレーションの規模に合わせたフレキシブルなソリューションを導入し、衛星事業者にとっての拡張性を妨げないマーケティングおよび営業活動を展開する。
企業のビジョン
インフォステラの倉原代表取締役は、「本契約は、ミッション計画と実際の地上局運用の接続を強化するための重要なステップである」と述べ、提携を通じて衛星事業者がよりシームレスにシミュレーションから運用実行へ移行できる環境を目指す意気込みを語った。
一方、AntarisのTom Barton氏も「衛星事業者は、断片化されたシステムを統合することなく、計画から実行にスムーズに移行できる環境を求めている。これを実現することで、彼らの業務が大幅に効率化される」との見解を示している。
インフォステラとAntarisの役割
インフォステラ
インフォステラは、GSaaS(Ground Segment as a Service)を提供する企業で、クラウドプラットフォームStellarStationを用いて、地上局ネットワークの柔軟性と拡張性を強化している。また、必要な地上セグメント側の業務サポートも行っており、新たな衛星ビジネスへの参入を促進している。
Antaris
Antarisの開発したAntaris Space Platformは、地上でのクラウドコンピューティングとAIの利点を宇宙へと広げており、衛星ミッションの設計から運用までを劇的に簡略化する機能を持つ。これにより、衛星関連の業務におけるコスト削減と効率化が図られている。
結論
今回の提携は、衛星運用の自動化と効率化を進める重要なステップであり、両社の技術と経験を活かして、未来の衛星事業の新たな地平を切り開くことが期待されている。さらに、これにより国際的な宇宙産業の発展にも寄与することとなるだろう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社インフォステラ
- 住所
- 東京都新宿区西新宿1-26-2新宿野村ビル32階
- 電話番号
-
03-6416-9569