次世代カード「Xard」
2025-10-08 16:23:16

インフキュリオンが次世代カードプラットフォーム「Xard」最新版を発表

新たな金融市場を開拓する「Xard」最新版



株式会社インフキュリオンが、次世代カードプラットフォーム「Xard」の最新版を2025年10月8日(水)にリリースすると発表しました。この新版では、企業が自社ブランドのカード事業を迅速に立ち上げられるように設計されています。特に、会員管理やクレジット管理などの複雑な機能を統合し、開発負荷を軽減することを目指しています。

新機能の魅力とは?



最新の「Xard」では、法人向け決済市場の拡大に伴うニーズに応えるため、特に以下の機能が追加されました:

1. 会員管理



法人や個人の情報を一元的に管理できるため、KYB/KYC(法人や個人確認)にも対応。さらに、反社チェックやAML(マネーロンダリング対策)チェックが可能です。外部のKYCベンダーともAPI連携が行え、手続きの効率化に寄与します。

2. 利用枠管理



プリペイド残高やクレジット与信枠など、複数のファンディングソースを柔軟に組み合わせられる新機能が追加されました。これにより、カード利用代金の支払方法を自動で振り分けが可能になるため、多様なユースケースへの対応が期待されています。

3. 与信枠管理



AIを駆使したクレジット与信エンジンを備え、独自のモデル構築が可能です。これにより、企業はより正確な信用評価を行なえるようになります。

市場の背景と「Xard」の必要性



国内の法人間決済市場は、約1,160兆円にのぼります。デジタル化が進むなかで、法人カードの利用率は0.7%程度。今後、法人向けクレジットカードの活用が進むことで、企業のキャッシュフロー改善や業務効率化が可能になると考えられています。

実際、近年の 急速なキャッシュレス化により、20代や30代を中心にスマートフォンだけで決済を済ませるスタイルが浸透しています。これらの背景を受け、インフキュリオンは2019年から「Xard」の提供を開始し、ビジネス界全体でのカード発行を加速しています。

導入企業へのメリット



新機能の追加により、導入企業は初期開発コストを削減でき、より競争力のある事業やサービスの開発に集中できる環境が整います。ハイブリッド型金融事業モデルや給与カードなど、多様なユースケースに対応できるのも「Xard」ならではの特徴です。

今後の展望



「Xard」は今後も追加機能を開発し、利用上限制御や加盟店制御の機能も取り入れる予定です。さらに、リボルビング機能やキャッシング機能の導入も計画しており、企業がより幅広い金融サービスを提供する環境の構築を目指しています。

インフキュリオンについて



インフキュリオンは、社会の課題解決や業務効率の向上を目指すFintechパートナーです。AI技術を活用し、次世代の決済プラットフォームの構築を推進しています。今後の「Xard」の展開に期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
株式会社インフキュリオン
住所
東京都千代田区麹町5丁目7−2MFPR麹町ビル7階
電話番号

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