たまプラーザテラスが新しいフレックス休暇制度を導入

新たなフレックス休暇制度「おみせの休日」が本導入

たまプラーザテラスを運営する株式会社東急モールズデベロップメントが、2025年1月30日よりフレックス休暇制度「おみせの休日」を本格的に導入します。この制度は、出店店舗が自由に休業日を設定できるもので、2024年1月30日から試験的に実施されていました。

背景と目的

この制度の背景には、現在の小売業界が抱える慢性的な人員不足が位置しています。労働者の負担が増え、人材確保が難しくなっている現状を踏まえ、同社は「私を、かなえる場所。たまプラーザテラス」というコンセプトに基づき、従業員の自分らしさの実現とエンゲージメント向上を目指して、この制度を策定しました。

試験開始からのフィードバックも上々で、8店舗が利用し、期間中に計15日間の恩恵を受けました。店舗の運営者やスタッフからは「リフレッシュや全体の勉強会への活用ができ、有意義だった」「スタッフ同士の交流が深まり、チーム力が向上した」との声が上がっています。さらに、「時代に合った良い取り組み」というお客様からの評価も得られています。

制度の詳細

新たに導入される「おみせの休日」では、年間最大4日まで自由に休業日を選べます。ただし、繁忙期や特定のイベント日を除外する必要があります。また、この制度の告知は休業日の2か月前から実施され、店頭やSNS、ウェブサイトを通じて情報が発信される予定です。

サステナビリティへの取り組み

当社は商業施設運営を通じてサステナブルなまちづくりを推進するため、昨年度から“Tokyu Malls Development Sustainability Action”を本格始動しました。持続可能な社会への貢献を目的とし、地域の皆さまに気軽にSDGs活動に参加できる場の提供をしています。職場環境を改善し、従業員が働きやすい場所を作ることで、魅力的な売り場を作り出し、地域の人々とのやり取りを強化していきます。

たまプラーザテラスの特徴

たまプラーザテラスは神奈川県横浜市青葉区に位置し、東急田園都市線「たまプラーザ」駅から直結しています。客層を意識した商業施設運営を行い、様々なライフスタイルに合わせた店舗やサービスを提案。ショップの営業時間は10:00から20:00までで、テラスダイニングは11:00から22:00まで営業しています。

このように、たまプラーザテラスは従業員の働きやすさと店舗の魅力向上を両立させることに注力し、今後も地域の発展に貢献する姿勢を持ち続けるでしょう。