NFTアートの新時代へ！FAT Collectionがウォレット機能を追加

FAT Collectionが新機能を導入

デジタルアートの流通や決済をサポートするNFTマーケットプレイス、FAT Collectionが2023年3月1日にウォレット連携機能を追加しました。この新機能により、アートの購入者は自身のウォレットを通じて、FAT Collectionで買ったNFT作品を他のマーケットプレイスへ出品することができます。これにより、二次流通の機会が増えるだけでなく、アーティストに対してロイヤリティが適切に分配されることが期待されています。

ウォレット機能のメリットについて、まず購入者側の利点は、仮想通貨による取引が可能になる点です。デジタルアートを暗号資産として安全に保管できるようになり、より自由な取引が行えるようになるでしょう。アーティストにとっては、海外マーケットへの認知度向上や、作品所有者の透明化が進むことで、より多くの人々にその作品を知ってもらえる機会が増えることも大きなメリットとなります。ただし、アーティストが了承した作品のみが対象であり、了承されていない作品についてはウォレット連携と二次流通ができないため、その点には注意が必要です。

D-art,ARTに出展

FAT Collectionは、2023年2月16日から21日まで、株式会社大丸松坂屋百貨店が主催するアートフェア「D-art ART」にも参加しています。このイベントでは、新進気鋭のアーティスト5名の作品が展示・販売され、多様なデジタルアートの魅力が堪能できます。出展作家には、相場慎吾や瓜生剛などが名を連ねており、彼らの実物とデジタル作品のコラボレーションが注目されています。

新たなアート体験の提供

また、3月1日から8日まで開催される「Future Art Tokyo, TOSHIMA」では、田島享央己の実物作品とデジタルアートのハイブリッド展示が行われます。この展示では、作品がアニメーション化され、大型窓に映し出されるという新しい試みもあり、訪れる人々に不思議な体験を提供することを目指しています。

FAT Collectionのミッション

FAT Collectionは、デジタルアートの正当性を担保しながら、日本のアート作品を世界へ発信するプラットフォームです。約100名の作家による400点以上の作品を取り扱い、定期的に実物とデジタルアートのハイブリッド展示を行なっています。今後も、Web3時代にふさわしいデジタルアートとの関わり方や新しい魅力の発信に力を入れていくとのことです。

このように、FAT Collectionの新たな取り組みは、アーティストだけでなく、アートを愛するすべての人にとって大きな意味を持つものであり、今後の展開が非常に楽しみです。デジタルアートの未来にどうぞ目を向けてください。