『WeBase 博多』オープン
2017-06-29 11:22:30
アジア交流の拠点『WeBase 博多』がついにオープン!
福岡市に九州最大のコミュニティ型ホステル『WeBase 博多』が新たにオープンします。このホステルは、アジアからのLCCや外航船の便が数多くあり、国際会議も開催される福岡市という場所で、文化交流の拠点として期待されています。
このプロジェクトは、福岡市が持つ多様な文化と歴史を活かし、訪れる若者たちに温かく対応できる空間を提供することを目指しています。特にホステルの外観や内装には、福岡市が日本最古の港湾都市であることを象徴する船のイメージが取り入れられています。さらに、京都造形芸術大学教授であるヤノベケンジ氏が手がけた象徴的なモニュメント『SHIP’S CAT』も設置され、訪れる人々に印象を与えます。
『SHIP’S CAT』は大航海時代に付き物の猫をモチーフにした彫刻で、ネズミを追い払うために船に乗り、船員を癒してきた旅の守り神としての役割を象徴しています。除幕式には福岡市長の高島宗一郎氏が参加し、メディアでも多く取り上げられました。こうしたモニュメントの存在が、福岡市と『WeBase 博多』の文化的価値をさらに深めることを期待しています。
オープンに際して行われたレセプションには、福岡市副市長や他の著名な方々も出席し、地域の文化交流を促進する活発な機会ともなりました。このように、単なる宿泊施設ではなく、さまざまな人々が出会い、交流し合う場を提供することが、今後の『WeBase 博多』の大きな魅力となるでしょう。
施設のデザインに関して、概念は深い意味を持っています。ヤノベ氏の作品は、単に視覚的な美しさだけでなく、そこに宿るコミュニティの精神や旅の哲学をも反映しています。ホステル内では、キャビンやドミトリーなど、多様な宿泊プランが用意されています。
具体的に、収容人数は164名で、タイプによっては4人用のキャビンを1室16,000円(税別)から、ドミトリータイプが3,000円(税別)という手頃な価格の設定になっています。施設自体は鉄骨造の9階建てで、2997年にオープンを予定し、6月14日から予約受付を開始します。
このように、『WeBase 博多』は新しい世代の旅人たちに向けたコミュニティを形成し、さまざまな文化の交流を促進する重要な役割を担っていくでしょう。福岡市は今後、さらに多くの国際的な訪問者を迎え入れ、グローバルな交流拠点としての地位を確立していくことが期待されます。
会社情報
- 会社名
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株式会社レーサム
- 住所
- 東京都千代田区霞が関3-2-1霞ヶ関コモンゲート西館36階
- 電話番号
-
03-5157-8882