シーフードレガシーとコメペスカが結んだ持続可能な水産業の未来
2023年12月3日、株式会社シーフードレガシーとメキシコの水産・養殖業振興協議会COMEPESCA(コメペスカ)が協力するための覚書(MOU)を締結しました。この合意は、持続可能な水産業の実現に向けて、両者が力を合わせることを目的としています。今回の締結は、メキシコ・メリダで開催された第5回ラテンアメリカ・サステナブルシーフードサミットの場で行われました。
シーフードレガシーのビジョン
株式会社シーフードレガシーは、2015年の設立以来、海洋生態系、経済、社会のつながりを大切にし、未来の世代に豊かな水産資源を残すことを使命としています。水産物市場の改革や、ESG投資の促進、政策改革を通じて、日本及び国際的な水産業の持続可能性の向上を目指してきました。
コメペスカの役割
一方、コメペスカは2003年に設立された、メキシコの非営利団体です。国産の魚介類の消費を押し進め、責任ある漁業の普及を推進しています。また、Pesca Con Futuro(未来のための漁業)というキャンペーンを通じ、官民、NGO、研究機関との協力を強化し、持続可能な漁業を導く役割を担っています。
両者の連携内容
今回のMOUにより、以下の主要な活動が進められることになります。
- - 知見の共有: 持続可能で責任ある水産物の市場変革に向けた情報交換をします。
- - ESG金融の促進: 水産業におけるESGファイナンスの学びを互いに深めていきます。
- - 政策提言: 政策対話の場での協力を強化していきます。
- - 広報・啓発活動: イベントや広報活動を通じた情報発信を協力し合います。
この協定に基づき、両団体は具体的な共同プロジェクトの実施を検討していくことになります。
未来の展望
今後、シーフードレガシーとコメペスカは、水産業のサステナビリティを推進するための国際会議やシンポジウムを通じて、より深い連携を図る計画です。両者の代表は、協力の重要性を強調しました。
コメペスカの理事長シトラリ・ゴメス・レペ氏は、「日本とメキシコの連携は、新たなアイデアや学びを提供し、消費パターンの革新に貢献する」と語ります。また、シーフードレガシーの代表取締役社長花岡和佳男氏は、「国際的な水産業の推進力を高めることができると確信している」とコメントしました。
団体概要
COMEPESCA
COMEPESCAはメキシコの非営利・産業系団体で、合法的に漁獲された水産物の消費拡大を目指しています。漁業者や養殖業者の生活向上にも寄与することが目的です。その活動の一環として、シェフやレストランに対し、持続可能な水産物の調達を促す様々な取り組みを実施しています。
株式会社シーフードレガシー
東京を拠点とするこのソーシャルベンチャーは、日本の水産業界や政府に持続可能な水産業に関するコンサルティングを行い、社会に貢献することを目指しています。多様なステークホルダーとの連携を通して、多くの課題を解決していく姿勢が特徴です。
両団体の今後の活動に大いに期待が寄せられています。