次世代農業を支援するコンパクト農ライフスクールが開講

小さなエネルギーで大きな豊かさを手に入れる

の時代に

インターネットを活用した新しい形の農学校「The CAMPus」が、2020年5月から「コンパクト農ライフスクール」をスタートします。このプログラムは、社会人が副業として農業を学びたい人や、既に農を営んでいる方が更なる成長を目指すためのサポートを目的としたものです。特に、SDGsに対応した持続可能な農業の実現を通じて収益が上がる農家の育成に特化しています。

このスクールでは、全国の成功農家約70人を講師として招き、彼らの経験や知識、実際に行っている農業のテクニックを学びます。生徒の多くは社会人であり、主に30代から50代のビジネスマンやOLです。彼らが直面する「経験」「資金」「人材」「農地」「流通」「営業」といった課題をどう克服するか、またそれに必要な成功哲学をしっかりと学ぶことができる内容が用意されています。

基本のカリキュラムは、1講座2時間、全10回の短期集中型です。加えて、週末農業スクール「アグリイノベーション大学校」との事業連携によって、さらに選択肢の多い講座が提供されるため、自分に合ったプログラムを選ぶことも可能です。また、コンパクト農家としての成功には、0.5haで年商1000万円に設定した目標への具体的なアプローチ方法を学ぶことが強調されています。

The CAMPusは、少子高齢化や地球環境の変化が進む中、耕作放棄地の増加を背景としつつも新規就農者の必要性が高まっていると認識しています。彼らが理想の農的ライフスタイルを模索するための手助けをすることで、新たな農業の形を生み出し、持続可能な農業の実現を目指しています。このような新しい取り組みを通じて、農業に対する関心を高め、より多くの人々に受け入れられることを期待しています。