調査の実施について
2025年4月17日、トップ保険サービス株式会社が全国の20歳から59歳までのビジネスパーソン488名を対象に「就業環境に対する満足度」に関するアンケート調査を実施しました。本調査の目的は、企業における経営理念や目標の明確さ、評価・待遇に対する満足度、さらには自身の人生の幸福度についての実態を明らかにすることです。この調査によって、多くのビジネスパーソンが自身の働く環境についてどのように感じているかを探ることができました。
調査結果の概要
1. 会社の目標の明確さ
調査結果によると、約60%のビジネスパーソンは自社の経営理念や目標が明確だと感じていますが、約4割は逆に明確でないと考えています。この結果は、特に40代以降の世代で目標が不明だと感じる割合が高く、経営側にとっての課題が浮き彫りになりました。
2. 重要な決定に関わる機会
仕事に関する重要な決定に参加する機会を感じているか尋ねたところ、44.4%が「思う」と答え、その一方で55.6%は「思わない」と答えました。20代では半数以上が参加機会を感じている一方で、40代・50代ではこれが低下していることがわかりました。
3. 社内の風通しと情報共有
社内の情報が適切に共有されているかという質問には、約60%が「思う」と回答したものの、年代が上がるにつれて「思わない」の割合が増加し、50代では2割に達する結果となりました。これは、年齢が上がるにつれて社内の風通しが悪化していることを示しています。
4. 評価制度と待遇に対する満足度
評価制度については、ビジネスパーソンの半数以上が「満足」を感じていないとの回答が得られ、特に50代では不満を感じる割合が高いことが顕著に現れました。また、給与や待遇に関しても厳しい現実が浮き彫りとなり、年収が上がるにつれ「満足」の割合は増える傾向が見られましたが、未だ多くの人が不満をもっていることが分かりました。
5. 人生の幸福度
「あなたの人生は幸せか?」という質問には約60%が「そう思う」と回答しましたが、年収400~700万円の中間層が最も高い割合を示しました。興味深いことに、20代から50代にかけて徐々に幸福度が低下している傾向も見られました。
トップ保険サービスの取り組み
トップ保険サービスでは、従業員満足度調査を2010年から実施し、継続的に改善を行っています。その結果、2025年には満足度が97.2%を記録し、全社員が「幸せ」であるとする結果を得ることができました。2036年には「幸せ貢献企業」を目指しており、この調査結果は他社の改善に向けたヒントとすることが期待されています。調査結果を通じ、現代のビジネスパーソンが直面している問題を解決するアプローチを模索していくことで、さらなる職場環境の向上につなげていく意向です。
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企業概要
この調査を通じて、今後もビジネスパーソンの満足度向上に向けて取り組んでいきたいと思います。