バックオフィス業務効率化を目指す新たなネットワークカメラ「キヅクモ」の魅力

先週、東京ビッグサイトで行われたバックオフィス部門向けの業務効率化展示会『バックオフィスWorld』に、ビックカメラグループの株式会社ラネットが参加しました。彼らが展示したのは、自社のネットワークカメラサービス「キヅクモ」。このカメラは、AI分析機能が搭載されており、バックオフィス業務におけるさまざまな課題解決を提案する目的で開発されました。

参加者の反響と新たな価値

展示会では、来場者から「キヅクモ」に対して、従業員の視点から見たカメラの使い方に関する懸念が示されました。しかし、多くの方々はこのカメラの新たな価値に気づくこととなります。防犯機能だけでなく、業務改善に寄与する可能性があることが理解されるようになりました。

特に、従来のカメラでは異常が発生した際に過去の映像が記録されていないという課題があったのですが、「キヅクモ」は異常時に能動的に通知する機能を持っており、これが高く評価されました。このことにより、重要な瞬間を見逃さず、迅速な対応ができることへの理解が深まりました。

マーケティング機能とデータ分析

展示会のブース内に設置された「キヅクモ」カメラで、そこに来場した人数などのリアルデータを取得することができました。具体的には、展示会の期間中における来場者数は以下の通りです：

- ブース前通行者数：のべ15,808名
- ブース内ご案内数：約950名（通行者の約6％）

このデータはリードスキャナーを用いて集計されました。特筆すべきは、13時から15時の時間帯に来場者数がピークを迎える傾向が見られたことです。このような情報をもとに、展示会期間中にスタッフの配置をリアルタイムで最適化することで、より効果的な接客を実現することができました。

新製品「ADC-V729」の紹介

さらに、今回の展示会では新たな製品「ADC-V729」を初めて公開しました。この製品は主に太陽光発電施設や建設現場などでの防犯ニーズに応えることを目的としており、2025年1月21日からサービスを開始します。この「ADC-V729」は投光ライトカメラであり、光の明るさが威嚇効果を発揮するという特徴があります。

来場者からは、「この明るさなら不審者対策に効果的だ」との意見や、「インパクトが強く、ただ設置するだけでも十分な威嚇効果を期待できる」との声が寄せられました。このように、防犯ニーズに対する高い関心が示され、業界の動向を感じることができました。