イーオンとReluxが提供する宿泊業向けの語学研修の新展開

イーオンとReluxが共同で語学研修を開始

株式会社イーオンと株式会社Loco Partnersは、2024年7月30日より宿泊施設の従業員向けにオンライン語学研修を実施することを発表しました。この研修は、Loco Partnersが運営する宿泊予約サービス「Relux」に掲載された宿泊施設の従業員を対象とし、日常業務に役立つ英会話や中国語を学ぶ内容となっています。

背景

近年、特に新型コロナウイルス感染症の影響から回復した日本の観光業界において、インバウンド需要が急速に増加しています。日本観光局（JNTO）の報告によれば、2024年6月の訪日外国人数は前年同期比で151.2%増加し、月間300万人を超えました。このような状況の中で、宿泊業界では外国語でのコミュニケーションに悩む従業員が多く感じられました。イーオンは50年以上の経験をもとに、企業の特性に合わせた研修プランを提供してきましたが、宿泊業の従業員向けの研修を新たに開始することで、インバウンドのお客様に自信を持って対応できる体制を強化しようとしています。

研修の概要

この「12回完結！ホテル・旅館接客用英会話コース」という名の研修は、60分のセッションを12回行う形で設計されています。オンラインでの実施となり、各企業のご要望に応じた時間や曜日を設定できる柔軟な構成です。内容は宿泊予約の確認やチェックイン業務、レストランでのオーダー受付など、実務に即した英語を学ぶことに重点が置かれています。研修がスタートしてから3ヶ月後には、宿泊施設で必要なフレーズを自信を持って使えるようになることを目指しています。また、中国語のコースも用意されており、多様な言語を習得できる機会を提供しています。

受講方法と料金

この研修プログラムは、定員5名から10名の小グループで提供され、合計198,000円（税込、教材費込み）で受講できます。オンラインでのレッスンなので、手軽に参加できるのも大きな魅力です。

イーオン株式会社について

イーオンは1973年に設立され、以来語学教育を通じて人々の成長を支援してきました。様々な学習メソッドを駆使し、英会話や中国語などを提供しています。特にビジネス用途や進学指導においても高い評価を得ており、日本全国で4,000社を超える企業への英語研修を行っています。最近では、KDDIグループの一員となり、EdTech分野でも革新を進めています。